IBConsoleが起動できなくなってしまった時の対処方法

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問題

ある日突然、IBConsoleを起動すると、IBConsoleの起動時の画面が一瞬表示されるが、そのままプロセスが強制終了するようになった。この症状は、InterBaseを何度 再インストールしても問題は改善しなかった。

もしこんな症状に遭遇した場合は、その原因としてIBConsoleの設定ファイル(IBConsole.xml)が破損している可能性が考えられます。

解説

IBConsole.xmlファイルは、InterBaseのサーバーやデータベースファイル等の登録情報を保持します(このファイルは、InterBaseをアンインストールしても手動で削除しなければ、Windows OS内に残ります)。なお、IBConsole.xmlファイルは、以下のパスに作成されます。

  • <InterBase_Home>\bin
  • C:\Users\<LoginName>\AppData\Roaming\Embarcadero\InterBase

※InterBaseのバージョンやエディション(特にDeveloper版 など)の違いによって、IBConsole.xmlが作成される場所が異なりますので、もし上記のパス内に見つからない場合は、Windowsエクスプローラから当該ファイルを検索してください。

解決

IBConsole.xmlを削除し、IBConsoleを起動してください(IBConsole.xmlを削除すると、InterBaseのサーバーやデータベースファイルの登録情報は全てクリアされますので、再登録が必要です)。