XE7を起動すると、「licensemanager.exeが無効です」エラーが発生する
対象となるIDE製品
- RAD Studio/C++Builder/Delphi XE7
- Appmethod 1.15
概要
RAD Studio/C++Builder/DelphiXE7、Appmethod1.15の製品を起動すると、以下の画面のように「licensemanager.exeが無効です」と表示されることがあります
- (上記画面の例は、Delphi XE7起動時のエラー)
この症状は、こちらのサポート情報に関連した内容と同じくウィルスバスターによる誤検知が原因です。
解決
弊社では本件のような症状が発生した場合は、逐次トレンドマイクロ社へ報告し、誤検知が行なわれないようにパターンファイルの更新を依頼しておりますが、今後、新しいバージョンのRAD Studio/C++Builder/Delphi、そしてAppmethodがリリースされる度に、同じ症状が発生する恐れがございます。
つきましては、XE7、Appmethod1.15を含む同じ症状に遭遇した場合、以下の手順でlicensemanager.exeをウィルススキャンの対象から除外してください。
以下の手順を実行する前に、必ずウィルスバスターによって隔離されたLicenseManager.exeを元のフォルダパスへ復元する操作を行ってください。
(以下は、ウィルスバスタークラウド 7.0による設定例です)
- ウイルスバスターのメイン画面を開き、設定のアイコンをクリックします。
- [コンピュータの保護設定]の画面から、[例外設定]のメニューをクリックします。
- [例外設定]の画面から、[追加]ボタンをクリックします。
- [項目の追加]の画面で、[参照]ボタンをクリックすると、[ファイルを開く]ダイアログが表示されます。
- この画面から$(BDS)\bin\LiceseManager.exeファイルを選択します。
- ファイルを選択すると、以下のようにスキャン対象除外の一覧にLicenseManager.exeが追加されます。
- 最後に[適用]ボタンを押し、[OK]ボタンを押してウィルスバスターの設定画面を閉じてください。