FMX.Objects.TSelectionPoint

Delphi
TSelectionPoint = class(TStyledControl)
C++
class PASCALIMPLEMENTATION TSelectionPoint : public Fmx::Controls::TStyledControl
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
class | public | FMX.Objects.pas FMX.Objects.hpp |
FMX.Objects | FMX.Objects |
説明
TSelectionPoint は、移動可能な 2D 点オブジェクトを定義したものです。TControl を継承しており、コントロールを作成するためのスタイルで使用できます。
TSelectionPoint クラスでは、2D 点オブジェクトをマウスなどのポインティング デバイスで移動する操作を実装しています。
選択ポイント オブジェクトの動作は、対応するスタイルリソースがアプリケーションのスタイル ブック内に存在するかどうかで変わります。
- アプリケーションのスタイル ブックに選択ポイントのスタイルリソースが含まれていない場合の動作は、次のようになります。
- アプリケーションのスタイル ブックに選択ポイントのスタイルリソースが含まれている場合は、選択ポイントのすべてのプロパティがスタイルリソースから読み込まれます。プロパティ値はフォーム デザイナで設定されたりプログラムで無視されます。一部のプラットフォームでは、選択ポイント用にプラットフォーム固有の既定値が使用されます。たとえば一部のモバイル プラットフォームでは、
GripSize
は16
または17
であり、この値をプログラムで変更することはできません。
GripCenter プロパティが次のように実装されていることに注意してください。GripCenter の X と Y の値は、押されたマウス ポインタが移動したときの、マウス ポインタ位置と表示されている選択ポイントとのオフセットを示します。
TSelectionPoint オブジェクトの倍率 Scale を使用すると、座標軸に沿って選択ポイントやグリップのサイズを比例的に変更することができます。選択ポイント オブジェクトの回転軸 RotationCenter と回転角 RotationAngle を使用して、選択ポイントの位置を変更することもできます。