データベース接続のトラブルシューティング
データベースのソースとターゲットへの接続 への移動
目次
接続に関する問題が発生した場合は、次のチェックリストに従って設定を確認してください。設定を確認しても接続できない場合は、Embarcadero テクニカル サポートまでお問い合わせください。
このセクションには次のトピックが含まれています。
- IBM DB2 接続チェックリスト
- Informix 接続チェックリスト
- InterBase 接続チェックリスト
- Microsoft Access 接続チェックリスト
- Microsoft SQL Server 接続チェックリスト
- Oracle 接続チェックリスト
- Sybase 接続チェックリスト
IBM DB2 接続チェックリスト
- ER Studio Data Architect からアクセスする IBM DB2 の各データベースに対して ODBC データソースを構成していること。
- ER Studio Data Architect で IBM DB2 への接続のみに ODBC を使用していること。ER Studio Data Architect には DB2 のシステム カタログに関する完全なデータが保存されているため、ODBC カタログ コールは使用しません。
- IBM DB2 のクライアント接続ソフトウェアがローカル マシンにインストールされていること。
- ローカル マシンでの SYSADMIN、SYSCTRL、SYSMAINT、または DBADM の(OS の権限ではなく)データベース権限があること。
- 他のデータベース プラットフォームとは異なり、IBM DB2 データソースをローカル マシンに登録するには、IBM DB2 サーバーの許可が必要です。
- GRANT 文を使用してデータベース上で付与されるのは DBADM 権限のみです。他の権限は、データベース マネージャ構成を通じてのみ付与されます。
- IBM DB2 のクライアント構成アシスタントでサーバーが構成されていること。
- IBM DB2 のクライアント構成アシスタントで接続をテストし、接続が有効だと確認済みであること。
- Windows の Path 環境変数に SQLLIB\BIN サブディレクトリが含まれていること。
- DBArtisan を使用している場合は、データソース登録ウィザードまたは[データソースの検索]ダイアログ ボックスの[サーバー]ボックスの一覧に、サーバーの一覧が表示されていること。
- ご使用のクライアント ユーティリティからサーバーに接続できること。
- IBM DB2 バージョン 5.x のクライアント ユーティリティがローカル マシンにインストールされていること。このユーティリティは、IBM DB2 の CD に含まれています。
- DB2 OS/390 の SYSIBM.SYSDATABASE および SYSIBM.SYSTABLES、DB2 UDB の SYSCAT.SCHEMATA、AS400 の QSYS2.SYSTABLES に対する読み取りアクセスが可能なこと。これらのテーブルに対するクエリが可能でなければなりません。
Informix 接続チェックリスト
ご使用のクライアント ユーティリティからサーバーに接続できること。
- 接続する Informix サーバーのバージョン(Informix 5、Informix 7、Informix CLI for 7.2)に正しく対応する 32 ビット Informix ODBC ドライバがローカル マシンにインストールされていること。
- 32 ビット Informix SetNet をローカル マシンにインストールし、正しく構成していること。
- Informix ODBC ドライバを使用して ODBC データソース アドミニストレータにデータソースを構成し、正しい SetNet 情報を指定していること。
InterBase 接続チェックリスト
ご使用のクライアント ユーティリティからサーバーに接続できること。
- ローカル マシンに 32 ビット InterBase 4.2 ODBC ドライバがインストールされていること。
- InterBase ODBC ドライバを使用して ODBC データソース アドミニストレータにデータソースを構成し、有効な InterBase データベースを指定していること。
Microsoft Access 接続チェックリスト
Microsoft Access 32 ビット ODBC ドライバがローカル マシンにインストールされていること。ローカル ドライブを検索してください。このドライバは、Microsoft Access のメディアに含まれているか、Microsoft の Web サイトから入手できます。
- Microsoft Access 32 ビット ODBC ドライバを使用して ODBC データソース アドミニストレータにデータソースを構成し、Access データベースの保存場所を指定していること。
- 管理者用ログイン ID(admin)を使用してデータベースにログインしていること。
- データベースがコンパクト モードの場合、ODBC 設定でデータベースを修復済みであること。
- データベース ファイルが標準アーカイブ モードであり、ロック モードでも読み取り専用モードでもないこと。
Microsoft SQL Server 接続チェックリスト
ご使用のクライアント ユーティリティからサーバーに接続できること。
- Microsoft SQL Server バージョン 6.5 または 7.0 のクライアント ユーティリティが、ローカル マシンにインストールされていること。このユーティリティは、Microsoft SQL Server の CD に含まれています。
- サーバーが、Microsoft SQL Server の環境設定ツール(SQL Server クライアント設定ユーティリティまたはクライアント ネットワーク ユーティリティ)で構成されていること。
- DBArtisan を使用している場合は、データソース登録ウィザードまたは[データソースの検索]ダイアログ ボックスの[サーバー]ボックスの一覧に、サーバーの一覧が表示されていること。
- SQL Server 6.5 の場合は、Windows の Path 環境変数に、MSSQL\BIN または MSSQL\BINN のいずれかと、MSSQL\DLL というサブディレクトリが含まれていること。
- SQL Server 6.5 の場合は、ISQLW.exe からサーバーに対する ping が成功すること。
- SQL Server 6.5 の場合は、クライアント ネットワーク ユーティリティの[DB-Library オプション]タブで[ANSI から OEM への自動変換]および[国際対応の設定の使用]チェック ボックスがオンになっていること。
- SQL Server 7.0 の場合は、Windows の Path 環境変数に MSSQL7 サブディレクトリが含まれていること。
- SQL Server 7.0 の場合は、クライアント ネットワーク ユーティリティの[DB-Library オプション]タブで[ANSI から OEM への自動変換]および[国際対応の設定の使用]チェック ボックスがオンになっていること。
Oracle 接続チェックリスト
ご使用のクライアント ユーティリティからサーバーに接続できること。
- サーバーが、SQL*Net Easy Config、Net8 Easy Config、または Net8 Configuration Assistant のいずれかの Oracle 環境設定ツールで構成されていること。
- Net8 Easy Config または Net8 Configuration Assistant を使用している場合は、サーバーに対する ping が成功すること。
- Windows の Path 環境変数に、ORANT\BIN、ORAWIN95\BIN、ORAWIN\BIN、ORA81\BIN のいずれか 1 つのサブディレクトリが含まれていること。
- Oracle のルート BIN ディレクトリに、Ora73.dll、Ora803.dll、Ora805.dll、Oran8.dll、Oran9.dll、Oran10.dll、Oran11.dll のうち少なくとも 1 つのライブラリがインストールされていること。
- Oracle 環境設定ツールで、正しい TNSNAMES ファイル(TNSNAMES.ora)が指定されていること。DBArtisan を使用している場合は、データソース登録ウィザードまたは[データソースの検索]ダイアログ ボックスの[サーバー]ボックスの一覧に、TNSNAMES ファイルに記載されたサーバーの一覧が表示されていること。
Sybase 接続チェックリスト
Sybase クライアント ユーティリティのバージョン 11.x がローカル マシンにインストールされていること。このユーティリティは Sybase のメディアに含まれていますので、必要に応じてローカル ドライブを検索してください。
- Sybase ネットワーク ライブラリ LIBSYBDB.dll がローカル マシンにインストールされていること。
- サーバーが、SQLEDIT または DSEDIT のいずれかの Sybase 環境設定ツールで構成されていること。
- SQLEDIT.exe および SYBPING.exe、または DSEDIT.exe からサーバーに対する ping が成功すること。
- Windows の Path 環境変数に、SYBASE\BIN および SYBASE\DLL サブディレクトリが含まれていること。
- Windows 95 または 98 を使用している場合は、Autoexec.bat ファイルから SYBSET.bat ファイルを呼び出していること。
- Windows NT(ER/Studio 6.6.1 までサポート)を使用している場合は、Sybase システム環境変数(Control Page\System\Environment)で Sybase ディレクトリを 1 つだけ指定していること。
- 16 ビットの Open Client ソフトウェアを使用している場合は、このソフトウェアが 32 ビットの Open Client と同じディレクトリにインストールされていること。
- Sybase クライアント構成ツールで正しい SQL.ini ファイルを指定していること。DBArtisan を使用している場合は、データソース登録ウィザードまたは[データソースの検索]ダイアログ ボックスの[サーバー]ボックスの一覧に、SQL.ini ファイルに記載されたサーバーの一覧が表示されていること。