データベース接続のトラブルシューティング

提供: ER/Studio Data Architect
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接続に関する問題が発生した場合は、次のチェックリストに従って設定を確認してください。設定を確認しても接続できない場合は、Embarcadero テクニカル サポートまでお問い合わせください。

このセクションには次のトピックが含まれています。

IBM DB2 接続チェックリスト

  • ER Studio Data Architect からアクセスする IBM DB2 の各データベースに対して ODBC データソースを構成していること。
  • ER Studio Data Architect で IBM DB2 への接続のみに ODBC を使用していること。ER Studio Data Architect には DB2 のシステム カタログに関する完全なデータが保存されているため、ODBC カタログ コールは使用しません。
  • IBM DB2 のクライアント接続ソフトウェアがローカル マシンにインストールされていること。
  • ローカル マシンでの SYSADMIN、SYSCTRL、SYSMAINT、または DBADM の(OS の権限ではなく)データベース権限があること。
  • 他のデータベース プラットフォームとは異なり、IBM DB2 データソースをローカル マシンに登録するには、IBM DB2 サーバーの許可が必要です。
  • GRANT 文を使用してデータベース上で付与されるのは DBADM 権限のみです。他の権限は、データベース マネージャ構成を通じてのみ付与されます。
  • IBM DB2 のクライアント構成アシスタントでサーバーが構成されていること。
  • IBM DB2 のクライアント構成アシスタントで接続をテストし、接続が有効だと確認済みであること。
  • Windows の Path 環境変数に SQLLIB\BIN サブディレクトリが含まれていること。
  • DBArtisan を使用している場合は、データソース登録ウィザードまたは[データソースの検索]ダイアログ ボックスの[サーバー]ボックスの一覧に、サーバーの一覧が表示されていること。
  • ご使用のクライアント ユーティリティからサーバーに接続できること。
  • IBM DB2 バージョン 5.x のクライアント ユーティリティがローカル マシンにインストールされていること。このユーティリティは、IBM DB2 の CD に含まれています。
  • DB2 OS/390 の SYSIBM.SYSDATABASE および SYSIBM.SYSTABLES、DB2 UDB の SYSCAT.SCHEMATA、AS400 の QSYS2.SYSTABLES に対する読み取りアクセスが可能なこと。これらのテーブルに対するクエリが可能でなければなりません。

Informix 接続チェックリスト

ご使用のクライアント ユーティリティからサーバーに接続できること。

  1. 接続する Informix サーバーのバージョン(Informix 5、Informix 7、Informix CLI for 7.2)に正しく対応する 32 ビット Informix ODBC ドライバがローカル マシンにインストールされていること。
  2. 32 ビット Informix SetNet をローカル マシンにインストールし、正しく構成していること。
  3. Informix ODBC ドライバを使用して ODBC データソース アドミニストレータにデータソースを構成し、正しい SetNet 情報を指定していること。

InterBase 接続チェックリスト

ご使用のクライアント ユーティリティからサーバーに接続できること。

  1. ローカル マシンに 32 ビット InterBase 4.2 ODBC ドライバがインストールされていること。
  2. InterBase ODBC ドライバを使用して ODBC データソース アドミニストレータにデータソースを構成し、有効な InterBase データベースを指定していること。

Microsoft Access 接続チェックリスト

Microsoft Access 32 ビット ODBC ドライバがローカル マシンにインストールされていること。ローカル ドライブを検索してください。このドライバは、Microsoft Access のメディアに含まれているか、Microsoft の Web サイトから入手できます。

  1. Microsoft Access 32 ビット ODBC ドライバを使用して ODBC データソース アドミニストレータにデータソースを構成し、Access データベースの保存場所を指定していること。
  2. 管理者用ログイン ID(admin)を使用してデータベースにログインしていること。
  3. データベースがコンパクト モードの場合、ODBC 設定でデータベースを修復済みであること。
  4. データベース ファイルが標準アーカイブ モードであり、ロック モードでも読み取り専用モードでもないこと。

Microsoft SQL Server 接続チェックリスト

ご使用のクライアント ユーティリティからサーバーに接続できること。

  1. Microsoft SQL Server バージョン 6.5 または 7.0 のクライアント ユーティリティが、ローカル マシンにインストールされていること。このユーティリティは、Microsoft SQL Server の CD に含まれています。
  2. サーバーが、Microsoft SQL Server の環境設定ツール(SQL Server クライアント設定ユーティリティまたはクライアント ネットワーク ユーティリティ)で構成されていること。
  3. DBArtisan を使用している場合は、データソース登録ウィザードまたは[データソースの検索]ダイアログ ボックスの[サーバー]ボックスの一覧に、サーバーの一覧が表示されていること。
  4. SQL Server 6.5 の場合は、Windows の Path 環境変数に、MSSQL\BIN または MSSQL\BINN のいずれかと、MSSQL\DLL というサブディレクトリが含まれていること。
  5. SQL Server 6.5 の場合は、ISQLW.exe からサーバーに対する ping が成功すること。
  6. SQL Server 6.5 の場合は、クライアント ネットワーク ユーティリティの[DB-Library オプション]タブで[ANSI から OEM への自動変換]および[国際対応の設定の使用]チェック ボックスがオンになっていること。
  7. SQL Server 7.0 の場合は、Windows の Path 環境変数に MSSQL7 サブディレクトリが含まれていること。
  8. SQL Server 7.0 の場合は、クライアント ネットワーク ユーティリティの[DB-Library オプション]タブで[ANSI から OEM への自動変換]および[国際対応の設定の使用]チェック ボックスがオンになっていること。

Oracle 接続チェックリスト

ご使用のクライアント ユーティリティからサーバーに接続できること。

  1. サーバーが、SQL*Net Easy Config、Net8 Easy Config、または Net8 Configuration Assistant のいずれかの Oracle 環境設定ツールで構成されていること。
  2. Net8 Easy Config または Net8 Configuration Assistant を使用している場合は、サーバーに対する ping が成功すること。
  3. Windows の Path 環境変数に、ORANT\BIN、ORAWIN95\BIN、ORAWIN\BIN、ORA81\BIN のいずれか 1 つのサブディレクトリが含まれていること。
  4. Oracle のルート BIN ディレクトリに、Ora73.dll、Ora803.dll、Ora805.dll、Oran8.dll、Oran9.dll、Oran10.dll、Oran11.dll のうち少なくとも 1 つのライブラリがインストールされていること。
  5. Oracle 環境設定ツールで、正しい TNSNAMES ファイル(TNSNAMES.ora)が指定されていること。DBArtisan を使用している場合は、データソース登録ウィザードまたは[データソースの検索]ダイアログ ボックスの[サーバー]ボックスの一覧に、TNSNAMES ファイルに記載されたサーバーの一覧が表示されていること。

Sybase 接続チェックリスト

Sybase クライアント ユーティリティのバージョン 11.x がローカル マシンにインストールされていること。このユーティリティは Sybase のメディアに含まれていますので、必要に応じてローカル ドライブを検索してください。

  1. Sybase ネットワーク ライブラリ LIBSYBDB.dll がローカル マシンにインストールされていること。
  2. サーバーが、SQLEDIT または DSEDIT のいずれかの Sybase 環境設定ツールで構成されていること。
  3. SQLEDIT.exe および SYBPING.exe、または DSEDIT.exe からサーバーに対する ping が成功すること。
  4. Windows の Path 環境変数に、SYBASE\BIN および SYBASE\DLL サブディレクトリが含まれていること。
  5. Windows 95 または 98 を使用している場合は、Autoexec.bat ファイルから SYBSET.bat ファイルを呼び出していること。
  6. Windows NT(ER/Studio 6.6.1 までサポート)を使用している場合は、Sybase システム環境変数(Control Page\System\Environment)で Sybase ディレクトリを 1 つだけ指定していること。
  7. 16 ビットの Open Client ソフトウェアを使用している場合は、このソフトウェアが 32 ビットの Open Client と同じディレクトリにインストールされていること。
  8. Sybase クライアント構成ツールで正しい SQL.ini ファイルを指定していること。DBArtisan を使用している場合は、データソース登録ウィザードまたは[データソースの検索]ダイアログ ボックスの[サーバー]ボックスの一覧に、SQL.ini ファイルに記載されたサーバーの一覧が表示されていること。

関連項目