モデルの検証

提供: ER/Studio Data Architect
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論理モデルの作成 への移動

モデル検証ウィザードを使用すると、選択した基準をデータ モデル オブジェクトとデータ ディクショナリに適用することができます。また、モデルを修正およびレビューする際にも役立ちます。50を超えるチェック項目を使用して、論理モデルまたは物理モデルを検証し、定義が存在しないオブジェクト、未使用のドメイン、モデル内の重複するユニーク インデックス、および再帰リレーションシップなどの問題を検出できます。使用する検証オプションは自由に選択でき、ウィザードで見つかった検証結果をソートすることもできます。このため、他のチーム メンバーがモデルを修正する際、どこから作業を開始すればよいのかを明確に把握できます。クイック ウィザード機能を使用して、検証のテンプレートを作成することもできます。

モデルを検証する

  1. モデル エクスプローラで、モデル ノードの最上位レベルを右クリックします。
  2. ショートカット メニューの[論理モデルの検証]または[物理モデルの検証]をクリックします。
  3. [モデル検証ウィザード]で、必要な検証ルールおよびオプションを選択します。
  4. [検証の実行]をクリックします。
  5. [出力]タブをクリックして、結果を確認およびソートします。[結果のエクスポート]をクリックして検証結果をエクスポートすることもできます。

以下のセクションでは、[モデル検証ウィザード]のオプションの設定について説明します。

[検証オプション]タブ

モデルおよびデータ ディクショナリに適用する検証ルールを選択します。

次のオプションは、Oracle で外部キーを無効/有効にする構文をサポートしています。2 つのエンティティ間のリレーションシップと主キー インデックスの両方を無効化することや、リレーションシップの親オブジェクトの主キーは無効化して、子オブジェクトの外部キーは有効化することもできます(逆の設定も可能です)。このような設定が必要な場合もありますが、Oracle では主キーが無効で外部キーが有効な場合にエラーを返します。次のオプションをオンにすると、検証ウィザードによってこれらの条件がチェックされ、該当する個所があればエラーとして報告されます。オフにすると、これらの条件は無視されます。

  • [インデックス]: 少なくとも 1 つの有効な外部キーに対して主キーが無効
  • [外部キー]: 無効な主キーに対して外部キーが有効

[オブジェクトの選択]タブ

ルールを適用するオブジェクトを選択します。

メモ

  • クイック ウィザード機能についての詳細は、「クイック ウィザード設定の保存と使用」を参照してください。
  • [ツール|オプション...|ビュー]で、[SQL 検証ダイアログを表示]チェック ボックスをオンにすると、ビュー SQL の更新時に[SQL 検証]ダイアログ ボックスが自動的に開き、構文エラーが表示されます。
  • [ツール|オプション...|Repository オプション]で、[ビュー SQL の警告]チェック ボックスをオンにすると、モデルを Repository にチェックインする際に、SQL の問題点が通知されます。

関連項目