IBM DB2 for LUW 9.x(およびそれ以降のバージョン)を対象としたカラムの分散
論理モデルの作成 への移動
IBM DB2 for LUW 9.x(および以降のバージョン)で使用できます。テーブル エディタの[カラムの分散]タブで、IBM DB2 の DISTIBUTE BY... 文を作成して、1 つのテーブルスペース内にある複数のデータベース パーティションにテーブルを分散できます。
- [利用可能なカラム]: パーティションに追加できるすべてのカラムが表示されます。パーティションに追加するカラムを選択して、[選択したカラム]ボックスに移動します。
- [選択したカラム]: パーティション キーを構成するカラムが表示されます。データがパーティション境界でどのように分割されるかを設定します。通常、パーティション キーは日付を基準とするか、または数値で順序付けられたデータ グループに基づきます。左矢印と右矢印をクリックして、カラムをこのグリッドへ追加したり、このグリッドから除去します。パーティションは、このグリッド内のカラムによって構成されます。
- [上へ]/[下へ]ボタン: パーティション内のカラムを並べ替えます。パーティションの順序はアクセス速度に影響します。最も頻繁にアクセスされるカラムは、パーティション リストの一番上に配置する必要があります。
- [By Hash]: IBM DB2 で使用できます。オンにすると、ハッシュ関数に基づいてテーブルがパーティション化されます。これによってテーブルのルックアップやデータ比較の作業を高速化することができます。
このタブの設定を完了すると、次のような SQL コードが生成されます。
CREATE TABLE Entity1(
PK1 CHAR(10) NOT NULL,
A1 CHAR(10),
A2 CHAR(10),
CONSTRAINT PK1 PRIMARY KEY (PK1)
)
DISTRIBUTE BY HASH (PK1,A1)
カラムのデータ型が、LONG VARCHAR、LONG VAR GRAPHIC、BLOB、CLOB、DATALINK、XML、これらのデータ型の特殊タイプ、または構造化型の場合、そのカラムを分散キーの一部に使用することはできません。利用可能なカラムは、既存の主キーまたはユニーク制約のすべてに共通のカラムに限られます。