32 ビット版におけるデータベース接続のトラブルシューティング

提供: ER/Studio Data Architect
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データベースのソースとターゲットへの接続 への移動

接続に関する問題が発生した場合は、次のチェックリストに従って設定を確認してください。設定を確認しても接続できない場合は、Embarcadero テクニカル サポートまでお問い合わせください。

このトピックには次のセクションが含まれています。

IBM DB2 接続チェックリスト

ご使用のクライアント ユーティリティからサーバーに接続することができます。

  • IBM DB2 のクライアント接続ソフトウェアをローカル マシンにインストールします。
  • IBM DB2 クライアント ユーティリティをローカル マシンにインストールします。このユーティリティは、IBM DB2 の CD に含まれています。
  • ER/Studio Data Architect からアクセスする IBM DB2 の各データベースに対して ODBC データソースを構成します。
  • IBM DB2 の場合、ER/Studio Data Architect では ODBC を接続のみに使用します。ODBC カタログ コールは使用しません。ER/Studio Data Architect には DB2 のシステム カタログに関する完全なデータが保存されているためです。
  • ローカル マシンでの SYSADMIN、SYSCTRL、SYSMAINT、または DBADM の(OS の権限ではなく)データベース権限が必要です。GRANT 文を使用してデータベース上で付与されるのは DBADM 権限のみです。
    他の権限は、データベース マネージャ構成を通じてのみ付与されます。
  • 他のデータベース プラットフォームとは異なり、IBM DB2 データソースをローカル マシンに登録するには、IBM DB2 サーバーの許可が必要です。
  • IBM DB2 Client Configuration Assistant でサーバーを構成します。
  • IBM DB2 Client Configuration Assistant で接続をテストします。ご使用のクライアント ユーティリティからサーバーに接続できる必要があります。
  • Windows の Path 環境変数に SQLLIB\BIN サブディレクトリが含まれている必要があります。
  • DB2 OS/390 の SYSIBM.SYSDATABASE および SYSIBM.SYSTABLES、DB2 UDB の SYSCAT.SCHEMATA、AS400 の QSYS2.SYSTABLES に対する読み取りアクセスが必要です。これらのテーブルに対するクエリが可能でなければなりません。
  • DBArtisan を使用している場合は、データソース登録ウィザードまたは[データソースの検索]ダイアログ ボックスの[サーバー]ドロップダウン リストに、サーバーの一覧が表示されます。

Informix 接続チェックリスト

ご使用のクライアント ユーティリティからサーバーに接続することができます。

  • 32 ビット Informix ODBC ドライバをローカル マシンにインストールします。
  • 32 ビット Informix SetNet をローカル マシンにインストールし、構成します。
  • Informix ODBC ドライバを使用して ODBC データソース アドミニストレータにデータソースを構成し、正しい SetNet 情報を指定します。

InterBase 接続チェックリスト

ご使用のクライアント ユーティリティからサーバーに接続することができます。

  • 32 ビット InterBase ODBC ドライバをローカル マシンにインストールします。
  • InterBase ODBC ドライバを使用して ODBC データソース アドミニストレータにデータソースを構成し、有効な InterBase データベースを指定します。

Microsoft Access 接続チェックリスト

  • 32 ビット Microsoft Access ODBC ドライバをローカル マシンにインストールします。
  • Microsoft Access ODBC ドライバを使用して ODBC データソース アドミニストレータにデータソースを構成し、データベースの保存場所を指定します。
  • 管理者用ログイン ID(admin)を使用してデータベースにログインします。
  • データベースがコンパクト モードの場合には、ODBC 設定でデータベースを修復します。
  • データベース ファイルが標準アーカイブ モードであり、ロック モードでも読み取り専用モードでもないことを確認します。

Microsoft SQL Server 接続チェックリスト

ご使用のクライアント ユーティリティからサーバーに接続することができます。

  • Microsoft SQL Server クライアント ユーティリティをローカル マシンにインストールします。このユーティリティは、Microsoft SQL Server の CD に含まれています。
  • Microsoft SQL Server の環境設定ツール(SQL Server クライアント設定ユーティリティまたはクライアント ネットワーク ユーティリティ)でサーバーを構成します。
  • DBArtisan を使用している場合は、データソース登録ウィザードまたは[データソースの検索]ダイアログ ボックスの[サーバー]ドロップダウン リストに、サーバーの一覧が表示されます。

Oracle 接続チェックリスト

ご使用のクライアント ユーティリティからサーバーに接続することができます。

  • Oracle の環境設定ツール(SQL*Net Easy Config、Net Easy Config、または Net Configuration Assistant)でサーバーを構成します。
  • Net Easy Config または Net Configuration Assistant を使用している場合は、サーバーに ping を行います。
  • Windows の Path 環境変数を確認します。ORANT\BIN、ORAWIN95\BIN、ORAWIN\BIN、ORA81\BIN のいずれか 1 つのサブディレクトリが含まれている必要があります。
  • Oracle クライアント環境設定ツールで、正しい TNSNAMES ファイル(TNSNAMES.ora)が指定されていることを確認します。
  • DBArtisan を使用している場合は、データソース登録ウィザードまたは[データソースの検索]ダイアログ ボックスの[サーバー]ドロップダウン リストに、TNSNAMES ファイルに記載されたサーバーの一覧が表示されます。

Sybase 接続チェックリスト

ご使用のクライアント ユーティリティからサーバーに接続することができます。

  • 32 ビット Sybase クライアント ユーティリティをローカル マシンにインストールします。
  • Sybase ASE 15.5 の場合は、cmd からパス C:\Sybase\OCS-15_0\scripts に移動し、コマンド "copylibs.bat create" を実行してから、Open Client ディレクトリ サービス エディタ(dsedit.exe)でサーバーへの接続を設定します。
  • Sybase ネットワーク ライブラリ LIBSYBDB.dll がローカル マシンにインストールされていることを確認します。
  • Sybase の環境設定ツール(SQLEDIT または DSEDIT)でサーバーを構成します。
  • SQLEDIT.exe および SYBPING.exe、または DSEDIT.exe からサーバーに対する ping が成功することを確認します。
  • Windows の Path 環境変数を確認します。サブディレクトリ SYBASE\BIN および SYBASE\DLL が含まれている必要があります。
  • Sybase クライアント環境設定ツールで正しい SQL.ini ファイルを指定していることを確認します。
  • DBArtisan を使用している場合は、データソース登録ウィザードまたは[データソースの検索]ダイアログ ボックスの[サーバー]ドロップダウン リストに、SQL.ini ファイルに記載されたサーバーの一覧が表示されます。

関連項目