Repository および ER/Studio TS のオプションの設定

提供: ER/Studio Data Architect
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  1. Repository にログインします。
  2. [Repository|オプション...]を選択します。
  3. [Repository オプション]タブで変更内容を指定したら、[OK]をクリックしてエディタを閉じます。

[Repository オプション]に用意されているオプションを以下に説明します。

[全般]タブ

Repository Server のすべての設定を指定します。

  • [サーバー マシン]: ER/Studio Repository Server のホスト名が表示されます。[選択]ボタンをクリックすると、以前に使用した Repository の一覧が表示されます。[リフレッシュ]をクリックするとサーバーマシン一覧が更新され、ネットワークで見つかったすべての Repository のホスト名が表示されます。
  • [リフレッシュ]: クリックすると、ネットワーク上で使用できる Repository Server の一覧が更新されます。
  • [アクティブ ファイル ディレクトリ]: Repository からチェックアウトまたは取得したファイルが保存されるディレクトリです。アクティブ ファイル ディレクトリについては、ネットワーク上の共有ディレクトリではなく、ローカル マシン上のディレクトリを指定する必要があります。ネットワーク上の共有ディレクトリを指定すると Repository 操作でエラーが発生することがあります。
  • アクティブ ファイル ディレクトリはローカル マシンに設定してください。ネットワーク上の共有ディレクトリを設定すると、Repository 操作でエラーが発生する可能性があります。
  • [Repository ステータス アイコンを非表示]: Repository ステータス アイコンを非表示にします。ステータス アイコンとは、データ モデルおよびデータ リネージのエクスプローラや、データ モデルおよびデータ リネージのウィンドウに表示される鍵アイコンなどです。このオプションは、アイコンを表示しないでダイアグラムを印刷するときに便利です。
  • [Repository ステータス ダイアログを表示]: [Repository 操作のステータス]ダイアログ ボックスを表示するかどうかを指定します。このダイアログ ボックスには、Repository 操作の各ステップの所要時間が表示されます。
  • [ビュー SQL の警告]: Repository のマージ操作で、複数のユーザーがビューによって使用されるデータを修正している場合、チェックイン時に警告が表示されます。SQL 警告の画面には、そのメッセージを表示しないようにするオプションがあります。[ビュー SQL の警告]オプションを使用して、これらのメッセージを再度有効にすることができます。
  • [Repository イベント ポーリングを有効化]: Repository イベント ポーリングによって、Repository 操作に関する情報が返されます。ダイアグラムまたはオブジェクトの状態が最新情報に更新されます。Repository イベント ポーリングを有効にした場合、ポーリングを実行する時間間隔を指定できます。デフォルトでは有効になっています。
  • [Repository イベント ポーリング間隔]: ローカルのダイアグラムおよびオブジェクトと Repository の状態をシンクロするためにポーリングを実行する時間間隔(秒単位)です。
  • [全般情報を非表示]: Repository 操作のパフォーマンスを改善するために、[Repository から取得]ダイアログ ボックスの[全般情報]領域に、Repository ステータス情報を表示しないように設定できます。
  • [コメントのシンクロの警告を表示]: コメントを Repository にシンクロする前に、ファイルの変更点を保存するかを確認するメッセージ ボックスが表示されます。オフの場合は、コメントのシンクロ前にファイルが自動的に保存されます。
  • [ダイアグラム名の表示形式]: [Repository から取得]ダイアログ ボックスなど、Repository 関連のダイアログで表示されるダイアグラム名の表示形式を指定します。[ダイアグラム名(ファイル名.dm1)]を選択すると、表示されるダイアグラム名は「Demo1 (Model.dm1)」のようになります。Demo1 は[ダイアグラム プロパティ]ダイアログ ボックスの[名前]フィールドに入力された文字列です([ファイル|ダイアグラム プロパティ] をクリックしてアクセスします)。

[チェックアウト ポリシー]タブ

チェックアウト ポリシーのプロパティを変更できます。たとえば、チェックアウトされていない Repository 項目をユーザーが編集しようとしたときに確認ダイアログを表示するように指定できます。

  • [ER オブジェクト]領域: モデル オブジェクトの名前と定義など、中核となるデータの保存方法を決定します。
  • [レイアウト オブジェクト]領域: オブジェクトのサイズ、色、配置など、エンティティ オブジェクトの表示情報またはグラフィック情報の保存方法を決定します。

    [即時チェックアウト]: 即時チェックアウト ポリシーでは、サーバー接続が確立され、ユーザーがログイン状態である必要があります。チェックアウトされていないオブジェクトを編集しようとすると、オブジェクトをチェックアウトするか、エディタをビュー モデル、すなわち読み取り専用にしてオブジェクトを開くように求める確認ダイアログが表示されます。

    [遅延チェックアウト]: [遅延チェックアウト]と[確認メッセージを表示]をオンにしている場合に、チェックアウトされていないオブジェクトを編集しようとすると、オブジェクトをチェックアウトするように求める確認ダイアログが表示されます。この確認ダイアログで[はい]をクリックした場合、または[確認メッセージを表示]をオンにしていない場合は、ER/Studio Data Architect によって、解錠された赤色の鍵のマークがオブジェクトに付けられます。このマークは、チェックアウトがローカルであることを表します。これに対し、解錠された緑色の鍵のマークは、オブジェクトが Repository からチェックアウトされており、すべての Repository ユーザーに対して表示用にチェックアウトされていることを表します。オブジェクトのチェックアウト状態は Repository には通知されず、ユーザーが[Repository|ダイアグラム|遅延チェックアウトの実行] コマンドを実行するまで実際のチェックアウトは行われません。コマンドの実行時に、他のユーザーがチェックインした変更内容との矛盾が生じた場合には、それを解決する必要がある可能性があります。

[ER/Studio Team Server]タブ

[URL]: ER/Studio Team Server のサーバーへの接続情報を指定できます。ER/Studio TS が実行されているサーバーの名前(datojt090 など)を指定するか、ER/Studio TS にログインするためのURL(http://datojt090:8080 など)を指定します。

メモ

  • Repository にファイルを追加またはチェックインするときは、アクティブ ファイル ディレクトリに対してその操作を行う必要があります。
  • Repository Server 設定を構成するときに、インストール構成を検討してください。
  • Repository データベースを Repository Server と同じマシンに配置する必要はなく、Repository Server を構成するときには Repository データベースには影響はありません。


関連項目