ジェネレータの作成と編集
目次
ジェネレータは、カラムに自動的に挿入できる連番です。ジェネレータは通常、関連付けられている行を一意に識別する主キーの値の一意性を保証するなどの目的に使用されます。ジェネレータ ウィザードを使用すると、ジェネレータを作成でき、その際、ジェネレータの開始値はゼロに設定されます。
ジェネレータの作成は、次のデータベース プラットフォームでサポートされています。
- Interbase 2009、Interbase XE、Interbase XE3、Firebird 1.5、Firebird 2.x
メモ: バッファ プール ウィザードとバッファ プール エディタには同じオプションが用意されています。ただし、[プリ SQL & ポスト SQL]オプションと[アタッチメントのバインド]オプションはエディタにのみ存在します。
ジェネレータの作成
- モデル エクスプローラで、InterBase 物理モデルを展開してから[ジェネレータの作成...]をクリックします。
- [ジェネレータ ウィザード]で、必要なステップをすべて完了したあと[完了]をクリックすると、バッファ プールが作成されます。
ジェネレータの編集
作成したジェネレータを編集するには、対象となるジェネレータを右クリックし、ショートカット メニューの[ジェネレータの編集...]を選択します。
以下では、ジェネレータ エディタのタブの設定について説明します。
[名前]タブ
新規ジェネレータの名前を入力するか、既存ジェネレータの名前を編集します。
[定義]タブ
ジェネレータの説明を入力します。入力された情報はモデルに表示されます。
[DDL]タブ
ジェネレータの作成に必要な CREATE GENERATOR 文が表示されます。ER/Studio Data Architect では、モデルで選択されたデータベース プラットフォームに固有のパーサーを使用して、ジェネレータの DDL を生成します。
[プリ SQL & ポスト SQL]タブ
CREATE GENERATOR 文の前後に実行される SQL コードを入力できます。ここで入力されたプリ SQL およびポスト SQL スクリプトは、物理データベースを生成する際のスクリプトに組み込まれます。
[アタッチメントのバインド]タブ
アタッチメント(外部情報)をジェネレータにバインドします。また、オブジェクトからアタッチメントを削除したり、アタッチメントのバインドのデフォルト値をオーバーライドしたり、バインドされたアタッチメントの位置を変更することもできます。選択したアタッチメントのグリッド(画面の右側)に移動したアタッチメントの値をオーバーライドするには、対象となるアタッチメントの[値]フィールドをダブルクリックします。アタッチメントのデータ型に応じて、[上書き値エディタ]またはリスト ボックスが表示されます。アタッチメントは、[データ ディクショナリ]タブの[アタッチメント]フォルダに作成されます。詳細は、「データ モデルへの外部ドキュメントの関連付け」を参照してください。