Data.SqlExpr.TSQLQuery.SQL
Delphi
property SQL: TStrings read FSQL write SetSQL;
C++
__property System::Classes::TStrings* SQL = {read=FSQL, write=SetSQL};
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
property | published | Data.SqlExpr.pas Data.SqlExpr.hpp |
Data.SqlExpr | TSQLQuery |
説明
SQL は,データベースサーバー上で実行する SQL 文を指定します。
SQL のプロパティとメソッドを使用すると,データベースサーバー上で実行する問い合わせを指定できます。SQL が SELECT 文の場合は,Open メソッドが呼び出されたとき,または Active プロパティが true に設定されたときに,問い合わせは文を実行します。文が結果セットを返さない場合は,ExecSQL メソッドを呼び出して文を実行します。
SQL プロパティを設定すると,TSQLQuery は文のパラメータを確認し,文にあるすべてのパラメータを反映するように Params プロパティを初期化します。その後,Params プロパティを使用して,パラメータのデータ型を変更したり,パラメータに値を入力することができます。
設計時には,オブジェクトインスペクタでプロパティの省略記号のボタンをクリックすると表示されるプロパティエディタを使って SQL 文を編集します。実行時には,TStrings のプロパティとメソッドを使用すると,現在の内容をクリアしたり,新しい内容を追加したり,既存の内容を変更することができます。
SQLQuery1.SQL.Add('SELECT ' + Edit1.Text + ' FROM ' + Edit2.Text); if Length(Edit3.Text) <> 0 then
SQLQuery1.SQL.Add('ORDER BY ' + Edit3.Text)
SQLQuery1->SQL->Add("SELECT " + Edit1->Text + " FROM " + Edit2.Text); if (!Edit3->Text->IsEmpty())
SQLQuery1->SQL->Add("ORDER BY " + Edit3.Text);
SQL のメソッドを使用して,ファイルから問い合わせをロードすることもできます。
メモ: このプロパティに対して入力した SQL は,TSQLQuery オブジェクトの接続先であるデータベースサーバーに対して有効でなければなりません。