FireDAC.Stan.Option.TFDResourceOptions.CmdExecMode
Delphi
property CmdExecMode: TFDStanAsyncMode read GetCmdExecMode
C++
__property Firedac::Stan::Intf::TFDStanAsyncMode CmdExecMode = {read=GetCmdExecMode, write=SetCmdExecMode, stored=IsCEMS, default=0};
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
property | published | FireDAC.Stan.Option.pas FireDAC.Stan.Option.hpp |
FireDAC.Stan.Option | TFDResourceOptions |
説明
DBMS アクションの実行モードを制御します。
CmdExecMode プロパティを使用すると、最初の同期についてDBMS アクションの実行モードを制御することができます:
モード |
説明 |
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呼び出しスレッドおよび GUI は、アクションが完了するまで、ブロックされます。 |
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呼び出しスレッドは、アクションが完了するまで、ブロックされます。GUI はブロックされません。 |
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呼び出しスレッドおよび GUI は、アクションが完了するまで、ブロックされます。FireDAC は、アクションのキャンセルが可能なダイアログを表示します。 |
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呼び出しスレッドおよび GUI は、ブロックされます。呼び出されたメソッドは、即座に返されます。 |
デフォルト値は、amBlocking
です。このプロパティは、次のメソッドの同期を制御します:
- TFDDataSet.Open, TFDCustomCommand.Open
- TFDDataSet.Execute, TFDCustomCommand.Execute
- TFDDataSet、TFDCustomCommand.Fetch におけるフェッチ
モードが amNonBlocking
の場合、アプリケーションは GUI メッセージを処理し続けますが、マウスやキーボード イベントは無視します。モードが amCancelDialog
の場合、アプリケーションは、TFDGUIxAsyncExecuteDialog コンポーネントをフォームやデータ モジュールに含める必要があります。これが含まれていない場合、例外が発生します。ダイアログの[キャンセル]ボタンで、現在のアクションを終了させることができます。DBMS によって、アクションのキャンセルが許可されない場合、ボタンは非表示となります。モードが amAsync
の場合、アプリケーションは、適切なイベント ハンドラやコールバックを使用して、アクションの停止に関する通知を取得することができます。
クラス |
メソッド |
イベント |
TFDDataSet |
Open |
AfterOpen イベント |
Execute |
AfterExecute イベント | |
TFDCustomCommand |
Open |
AfterOpen イベント |
Execute |
AfterExecute イベント | |
Fetch |
AfterFetch イベント |
アプリケーションは、CmdExecTimeout プロパティを設定することで、アクションのタイムアウトを制御することができます。