System.Classes.TRecall.Destroy
Delphi
destructor Destroy; override;
C++
__fastcall virtual ~TRecall();
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
destructor | public | System.Classes.pas System.Classes.hpp |
System.Classes | TRecall |
説明
Destroy デストラクタは,TRecall のインスタンスを破棄して,保存されているプロパティを参照オブジェクトに割り当てます。
Destroy で TRecall のインスタンスを破棄すると,参照オブジェクトのプロパティを,TRecall オブジェクトに最後に保存した値に復元できます。参照オブジェクトのプロパティは,TRecall のインスタンスの作成時にまずこのインスタンスに保存され,その後,Store メソッドを呼び出すたびに保存されます。TRecall デストラクタは,参照オブジェクトの Assign メソッドを呼び出すことで,現在保存されているプロパティ値を参照オブジェクトに代入します。
現在保存されているプロパティ値を復元しない場合は,TRecall オブジェクトを解放する前に Forget メソッドを呼び出します。Forget を呼び出したら,TRecall はプロパティ情報を保存しなくなるので,TRecall を破棄すると,参照オブジェクトのプロパティは変更されません。
メモ: 直接 Destroy メソッドを呼び出さないでください。かわりに,Free メソッドを呼び出してください。Free はオブジェクト参照が nil でないことを確認してから Destroy を呼び出します。