System.DateUtils.DateToISO8601
Delphi
function DateToISO8601(const ADate: TDateTime; AInputIsUTC: Boolean = true): string;
C++
extern DELPHI_PACKAGE System::UnicodeString __fastcall DateToISO8601(const System::TDateTime ADate, bool AInputIsUTC = true);
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
function | public | System.DateUtils.pas System.DateUtils.hpp |
System.DateUtils | System.DateUtils |
説明
TDateTime 形式で指定された日時値 ADate
を ISO 8601 形式の日時値の文字列表現に変換します。
ADate
は TDateTime 形式の日時値です。
AInputIsUTC
は、入力されるADate
の時刻が UTC タイム ゾーンで指定されているかどうかを示す論理値です。デフォルトはTrue
です。AInputIsUTC
がTrue
の場合、結果として生成される ISO 8601 形式の文字列には、ADate
の時刻とまったく同じ時刻が含まれ、さらに、Z
(Zulu)接尾辞が付いています。- たとえば、
35065.75
は1996-01-01T18:00:00.000Z
に変換されます。
- たとえば、
AInputIsUTC
がFalse
の場合、DateToISO8601 では、入力されるADate
の時刻をローカル時刻として扱います。したがって、変換結果として得られる ISO 8601 形式の時刻には、アプリケーションが動作しているシステムのローカル タイム ゾーン(ロケール)の時間オフセットが含まれています。
次の表では AInputIsUTC
の使用例を示しています。入力される日時値 ADate
は 35065.75
で、TDateTime 形式で指定されています。この例では、ローカル タイム ゾーンを (UTC-08:00) 太平洋標準時
と想定しています。
ADate
|
AInputIsUTC
|
ISO 8601 形式の結果 |
---|---|---|
35065.75
|
True
|
1996-01-01T18:00:00.000Z
|
35065.75
|
False
|
1996-01-01T18:00:00.000-08:00
|
ここで、-08:00
は (UTC-08:00) 太平洋標準時
タイム ゾーンの時間オフセットです。