System.VarUtils.SafeArrayCreate
Delphi
function SafeArrayCreate(VarType, DimCount: Integer; const Bounds: TVarArrayBoundArray): PVarArray;
Bounds: PVarArrayBoundArray): PVarArray; external oleaut name 'SafeArrayCreate';
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
function | public | System.VarUtils.pas | System.VarUtils | System.VarUtils |
説明
セーフ配列を作成します。
SafeArrayCreate を使用すると、指定されたパラメータで、セーフ配列を作成することができます。
VarType パラメータは、セーフ配列内の各要素の型を表します。System ユニット内の var... 定数(varInteger、varBoolean、varDate、varCurrency など)を使用すると、各要素のバリアント型を指定することができます。
DimCount パラメータは、セーフ配列の次元数を表します。また DimCount は、Bounds 定数配列内の要素の数を表します。
Bounds は、セーフ配列のすべての次元についての限界情報を与える、TVarArrayBoundArray 型の定数です。
セーフ配列を作成するために、SafeArrayCreate は、まず要素の型が有効かどうかを確認します。次に、SafeArrayAllocDescriptor を使用して、セーフ配列の記述子用のメモリを割り当てます。最後に、SafeArrayAllocData を使用して、セーフ配列の実データ用のメモリを割り当てます。これに失敗した場合は、SafeArrayDestroyDescriptor ルーチンを使用して、事前に割り当てた記述子を破棄します。
セーフ配列の作成に成功した場合、SafeArrayCreate は、その配列へのポインタを PVarArray 型の変数として返します。セーフ配列の作成し失敗した場合、SafeArrayCreate は単に nil を返します。
セーフ配列を破棄するには、SafeArrayDestroy 関数を使用します。