Vcl.StdCtrls.TCustomCombo.SelStart
Delphi
property SelStart: Integer read GetSelStart write SetSelStart;
C++
__property int SelStart = {read=GetSelStart, write=SetSelStart, nodefault};
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
property | public | Vcl.StdCtrls.pas Vcl.StdCtrls.hpp |
Vcl.StdCtrls | TCustomCombo |
説明
コンボボックスの編集部分で選択される最初の文字の位置を指定します。
SelStart プロパティを読み出すと,Text プロパティで選択が開始される位置を判別できます。1 番めの文字には 0 が割り当てられ,2 番めは 1 で,以後も値が順次割り当てられます。SelLength が 0 の場合,SelStart はカーソルの位置を示します。
SelStart を設定すると,カーソルをコンボボックスの編集部分に配置できます。SelStart を 0 に設定すると,カーソルは 1 文字目の前に配置され,SelStart を 1 に設定すると,カーソルは 2 文字目の前に配置され,以後もカーソルの位置が順次移動します。
メモ: SelStart を設定すると,SelLength プロパティの値が 0 に変更されます。SelStart と SelLength を使って編集領域のテキストの一部をプログラムに基づいて選択するには,SelStart を設定してから SelLength を設定します。
メモ: SelStart プロパティは,コンボボックスにフォーカスがある場合にのみ有効です。コンボボックスにフォーカスがないときには,SelStart を読み出すと値は常に 0 であり,SelStart に値を設定しても効果はありません。