Datasnap.DBClient.TCustomClientDataSet.SavePoint
Delphi
property SavePoint: Int64 read GetSavePoint write SetSavePoint;
C++
__property __int64 SavePoint = {read=GetSavePoint, write=SetSavePoint};
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
property | public | Datasnap.DBClient.pas Datasnap.DBClient.hpp |
Datasnap.DBClient | TCustomClientDataSet |
説明
変更をログに記録する際の現在の編集ステータスを表します。
SavePoint プロパティを使用すると,編集ステータスを保存したり,後で元に戻したりすることができます。SavePoint は,変更ログの現在の状態を表す整数値です。SavePoint を使って変更ログ内の変更を以前の状態にロールバックするには,SavePoint の値を,ロールバックする変更以前の値に設定します。
このため,クライアントデータセットがロールバックする目的の状態にある場合は,次のように,変数に SavePoint を代入します。
BeforeChanges := ClientDataSet1.SavePoint;
BeforeChanges = ClientDataSet->SavePoint;
後で,その時点以降のすべての編集操作をロールバックするには,SavePoint にその変数を代入します。
ClientDataSet1.SavePoint := BeforeChanges;
ClientDataSet->SavePoint = BeforeChanges;
警告: 変更ログが以前の状態に戻されたら,クライアントデータセットを SavePoint まで戻すことはできません。そのような操作としては,SavePoint を以前に保存された値に設定して変更を取り消したり,RevertRecord メソッドを使って変更の取り消しを行いすぎたり,CancelUpdates を使って変更ログをクリアしたりすることが含まれます。SavePoint を,変更ログですでに無効になっている状態に設定しようとすると,例外が生成されます。