Vcl.StdCtrls.TButton.DoubleBuffered

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Delphi

property DoubleBuffered;

C++

__property DoubleBuffered;

プロパティ

種類 可視性 ソース ユニット
property published
Vcl.StdCtrls.pas
Vcl.StdCtrls.hpp
Vcl.StdCtrls TButton

説明

コントロールの画像が、直接ウィンドウにレンダリングされるか、まずはメモリ内のビットマップに描画されるかを決定します。

Vcl.StdCtrls.TButton.DoubleBuffered は Vcl.Controls.TWinControl.DoubleBuffered を継承しています。以下の内容はすべて Vcl.Controls.TWinControl.DoubleBuffered を参照しています。

コントロールの画像が、直接ウィンドウにレンダリングされるか、まずはメモリ内のビットマップに描画されるかを決定します。

DoubleBuffered が false の場合、ウィンドウ化されたコントロールが自分自身をウィンドウに直接描画します。DoubleBuffered が true の場合、ウィンドウ化されたコントロールが自分自身をメモリ内ビットマップに描画し、その後、それがウィンドウへの描画に使用されます。ダブル バッファは、コントロールを再描画する際のフリッカの量を減らしますが、よりメモリを必要とします。

ウィンドウ化コントロールがドック サイトであり、関連付けられたドック マネージャがある場合は、ダブル バッファリングする必要があります。

メモ: TRichEdit など一部のコントロールでは、ビットマップに描画できません。そのようなコントロールの場合、DoubleBuffered は false に設定しなければなりません。DoubleBuffered プロパティは(特に TCustomForm クラスに対しては)慎重に、そして特定の場合にのみ使用してください。なぜなら、子コントロールを描画する際に破壊する恐れがあるためです。また、CanUseDoubleBuffering メソッドは DoubleBuffered プロパティと一緒に使用して、ダブル バッファがコントロールに対して本当に有効になっているかを確認する必要があります。

関連項目

コード例