Data.DB.TAutoIncField.Create

提供: RAD Studio API Documentation
移動先: 案内検索

Delphi

constructor Create(AOwner: TComponent); override;

C++

__fastcall virtual TAutoIncField(System::Classes::TComponent* AOwner);

プロパティ

種類 可視性 ソース ユニット
constructor public
Data.DB.pas
Data.DB.hpp
Data.DB TAutoIncField


説明

Creates は、TAutoIncField のインスタンスを破壊します。

大抵のアプリケーションでは、TAutoIncField のインスタンスを明示的に作成しません。 代わりに、フィールド コンポーネントが、設計時にフィールド エディタで定義された永続フィールド コンポーネントとして、または、データセットによって自動的に作成される動的フィールド コンポーネントとして、自動的に作成されます。

継承したコンストラクタ、Create は、DataType プロパティを ftAutoInc に設定します。 AOwner パラメータには、この新規フィールドの所有者となるコンポーネント(通常は、データセット)を指定します。 この所有者には、このコンポーネントを解放する責任があります。

まれに、実行時に永続フィールド コンポーネントを作成しなければならない場合には、Create を呼び出して、TAutoIncField のインスタンスを作成および初期化します。 TAutoIncField をインスタンス化した後、FieldName プロパティをフィールド名に設定することにより、特定のフィールドに関連付けることができます。 TAutoIncField には、Name プロパティで一意の識別子を与えます。 フィールドのコレクション内で、どこにそのフィールドを表示させるかは、Index プロパティで、序数を指定することにより確定させます。 TAutoIncField をデータセット コンポーネントに関連付けるには、その DataSet プロパティをデータセット コンポーネント名に設定します。

次の例では、「SQLQuery1」という名の TSQLQuery を介してアクセスされる、「ID」という名のフィールドのための TAutoIncField オブジェクトを作成しています。

 
 
 var
 T: TAutoIncField;
 begin
 SQLQuery1.Close;
 T := TAutoIncField.Create(SQLQuery1);
 T.FieldName := 'ID';
 T.Name := SQLQuery1.Name + T.FieldName;
 T.Index := SQLQuery1.FieldCount;
 T.DataSet := SQLQuery1;
 SQLQuery1.FieldDefs.UpDate;
 SQLQuery1.Open;
 end;
 
 
 TAutoIncField *T;
 SQLQuery1->Close();
 T = new TAutoIncField(SQLQuery1);
 T->FieldName = "ID";
 T->Name = SQLQuery1->Name + T->FieldName;
 T->Index = SQLQuery1->FieldCount;
 T->DataSet = SQLQuery1;
 SQLQuery1->FieldDefs->UpDate();
 SQLQuery1->Open();

関連項目