Data.Win.ADODB.TADOConnection.IsolationLevel

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Delphi

property IsolationLevel: TIsolationLevel read GetIsolationLevel write SetIsolationLevel default ilCursorStability;

C++

__property TIsolationLevel IsolationLevel = {read=GetIsolationLevel, write=SetIsolationLevel, default=4};

プロパティ

種類 可視性 ソース ユニット
property published
Data.Win.ADODB.pas
Data.Win.ADODB.hpp
Data.Win.ADODB TADOConnection

説明

トランザクションのトランザクション排他レベルを指定します。

IsolationLevel を使用すると、接続のトランザクション排他レベルを指定できます。トランザクション排他レベルは、トランザクションが他のトランザクションと同じテーブルを操作する場合にその同時トランザクションとやりとりする方法と、他のトランザクションが実行する処理を確認する頻度を決定します。IsolationLevel のデフォルト値は ilCursorStability です。

新しいトランザクションを開始する前に、IsolationLevel を有効な TIsolationLevel の値に設定します。そのトランザクションがアクティブになった後に IsolationLevel を読み取って、実際に使用するトランザクション排他レベルを決定できます。サーバーは、要求されたレベルをサポートしていない場合に、要求されたのとは異なる排他レベルを強制することができます。

サポートされる 4 つのトランザクション レベルと、それぞれのレベルでトランザクション現象が発生する可能性を、以下に示します。サポートされるすべてのトランザクション レベルについての詳細は、「TIsolationLevel 型」のトピックを参照してください。



排他レベル ダーティ読み取り 反復不能な読み取り ファントム
ReadUncommitted あり あり あり
ReadCommited なし あり あり
RepeatableRead なし なし あり
Serializable なし なし なし



ダーティ読み取りは、トランザクションが、まだコミットされていないデータを読み取るときに発生します。反復不能な読み取りは、トランザクションが、同じ行を 2 回読み取り、そのたびに値が異なるときに発生します。ファントムは、結果セットを組み立てるのに使用される基準に一致する行ですが、最初は表示されません。

関連項目