FireDAC.Comp.DataSet.TFDDataSet.SaveToFile
Delphi
procedure SaveToFile(const AFileName: String = ''; AFormat: TFDStorageFormat = sfAuto);
C++
void __fastcall SaveToFile(const System::UnicodeString AFileName = System::UnicodeString(), Firedac::Stan::Intf::TFDStorageFormat AFormat = (Firedac::Stan::Intf::TFDStorageFormat)(0x0));
プロパティ
| 種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
|---|---|---|---|---|
procedure function |
public | FireDAC.Comp.DataSet.pas FireDAC.Comp.DataSet.hpp |
FireDAC.Comp.DataSet | TFDDataSet |
説明
データセットのデータをファイルに保存します。
SaveToFile を使用すると、後でこのデータセットまたは他のデータセットで使用できるようにデータセットのデータを外部ファイルに書き込むことができます。
AFileName は、データを保存する外部ファイルの名前です。
AFormat はファイルの形式で、次のいずれかです。
sfXML-- 正しい形式のスタンドアロン XML ファイルです。sfBinary-- カスタム FireDAC 形式のバイナリ ファイルです。sfAuto-- 形式はAFileNameの拡張子で決まります。つまり、".XML" の場合は XML ファイル、".ADB"/".BIN"/".DAT" の場合はバイナリ ファイルです。AFileNameに拡張子がない場合は、ResourceOptions.DefaultStoreExt が指定されていれば、それで形式が決まり、指定されていなければ、ResourceOptions.DefaultStoreFormat で形式が決まります。
Open を呼び出す前に、状況に応じて、ResourceOptions.PersistentFileName を指定することもできます。その場合は、データが変更されたかファイルが存在しなければ、Close の呼び出し時にデータがそのファイルに保存されます。
ファイルが存在し、ResourceOptions.Backup が True に設定されている場合は、元のファイルが ResourceOptions.BackupExt の拡張子で ResourceOptions.BackupFolder に保存されたあと、新しいファイルが書き込まれます。
SaveToFile では、ResourceOptions.StoreItems で指定された項目をファイルに保存します。
例
FDQuery1.Open('select * from customers');
FDQuery1.FetchAll;
FDQuery1.SaveToFile('c:\customers.xml', sfAuto);
....
FDMemTable1.LoadFromFile('c:\customers.xml', sfAuto);
FDMemTable1.Locate('CUSTOMER_ID', [100], []);