FireDAC.Comp.DataSet.TFDIndex
Delphi
TFDIndex = class (TCollectionItem)
C++
class PASCALIMPLEMENTATION TFDIndex : public System::Classes::TCollectionItem
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
class | public | FireDAC.Comp.DataSet.pas FireDAC.Comp.DataSet.hpp |
FireDAC.Comp.DataSet | FireDAC.Comp.DataSet |
説明
TFDIndex は、FireDAC データセット内のレコードの維持管理されるクライアント ビューを表します。
TFDIndex を使用すると、FireDAC データセット内のレコードのクライアント ビューを作成および維持管理できます。
TFDIndex を集めたものが TFDIndexes コレクションになります。設計時のほか実行時にも TFDIndex のセットを作成できます。
Fields プロパティはソート フィールドのリストを指定します。あるいは、Expression プロパティがソート式を指定します。Filter プロパティはフィルタリング式を指定します。ビューの維持管理は、Active と IndexesActive が True の場合に行われます。
ビューがデータセットの現在のビューになるのは、Selected が True か、IndexName がこのビューの名前に設定されている場合です。
メモ: 名前が紛らわしいかもしれません。名前からは "インデックス" だと思われるでしょう。もともと、TFDIndex は維持管理されるインデックスを表していましたが、後になって TFDIndex に拡張機能が追加されたため、今では、ソート順序を制御するだけのものではありません。IndexDefs を使ってインデックスを定義することは可能です。しかし、Indexes を使用することをお勧めします。こちらの方が提供されるオプションも多いのに対して、IndexDefs は従来のソフトウェアとの互換性を保つためのものです。
例
ADQuery1.IndexesActive := True;
ADQuery1.Open;
with ADQuery1.Indexes.Add do begin
Name := 'Orders';
Fields := 'ORDER_NO;PART_NO';
Filter := 'OrderDate < ''01.01.2008''';
Active := True;
Selected := True;
end;
関連項目
- FireDAC.Comp.DataSet.TFDIndexes
- FireDAC.Comp.DataSet.TFDIndex.Fields
- FireDAC.Comp.DataSet.TFDIndex.Expression
- FireDAC.Comp.DataSet.TFDIndex.Filter
- FireDAC.Comp.DataSet.TFDIndex.Active
- FireDAC.Comp.DataSet.TFDIndex.Selected
- FireDAC.Comp.DataSet.TFDDataSet.IndexName
- FireDAC.Comp.DataSet.TFDDataSet.IndexesActive
- FireDAC.Comp.DataSet.TFDDataSet.IndexDefs