System.SysUtils.TryStrToTime
Delphi
function TryStrToTime(const S: string; out Value: TDateTime): Boolean;
function TryStrToTime(const S: string; out Value: TDateTime; const AFormatSettings: TFormatSettings): Boolean;
C++
extern DELPHI_PACKAGE bool __fastcall TryStrToTime(const System::UnicodeString S, /* out */ System::TDateTime &Value)/* overload */;
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
function | public | System.SysUtils.pas System.SysUtils.hpp |
System.SysUtils | System.SysUtils |
説明
文字列を TDateTime 値に変換し、デフォルト エラーを合わせて返します。
TryStrToTime を呼び出すと、時刻の値を示す文字列を解析することができます。 S
に有効な時刻が含まれていない場合は、TryStrToTime は、False を返します。
S
パラメータは、TimeSeparator グローバル変数、または TFormatSettings の同等の指定で定義された文字で区切られた、2、3 の数値で構成されます。任意でそれに A.M. または P.M. が続きます。 数値は、時、分、秒(任意)を、この順で表します。 時間に A.M. または P.M. が続く場合、それは 12 時間制と見なされます。 A.M. または P.M. 指定子がない場合は、24 時間制と見なされます。
TryStrToTime の第 1 の形式は、グローバル変数に含まれているローカライズ情報を使用するため、スレッド セーフではありません。 TryStrToTime の第 2 の形式は、AFormatSettings
パラメータに含まれているローカライズ情報を参照し、スレッド セーフです。 TryStrToTime のスレッド セーフ形式を呼び出す前に、AFormatSettings
にローカライズ情報を入れる必要があります。 AFormatSettings
にデフォルトのローカル値セットを入れるには、TFormatSettings.Create を呼び出します。