Vcl.DBCtrls.TDBMemo.Align
Delphi
property Align: TAlign read FAlign write SetAlign default 0;
C++
__property Align = {default=0};
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
property | published | Vcl.DBCtrls.pas Vcl.DBCtrls.hpp |
Vcl.DBCtrls | TDBMemo |
説明
コントロールが、そのコンテナ(親コントロール)内にどのように配置されるかを決定します。
Vcl.DBCtrls.TDBMemo.Align は Vcl.Controls.TControl.Align を継承しています。以下の内容はすべて Vcl.Controls.TControl.Align を参照しています。
コントロールが、そのコンテナ(親コントロール)内にどのように配置されるかを決定します。
Align を使用すると、コントロールを、フォームやパネルの上下左右に配置することができ、たとえ、それらコントロールを保持するフォームやパネル、コンポーネントのサイズが変更されても、配置を維持させることができます。 親がサイズ変更されると、配置済みのコントロールも、親の上下左右の端に沿って維持されるよう、一緒にサイズ変更されます。
たとえば、さまざまなコントロールが上に乗っているパネル コンポーネントを、ツール パレットとして使用するには、パネルの Align 値を alLeft
に変更します。 パネルの Align プロパティを alLeft
に設定すると、ツール パレットがフォームの左側に必ずあるようになり、常にフォームのクライアントの高さと同じになります。
Align のデフォルト値は alNone
で、この場合、コントロールはフォームやパネル上で、もともと配置されていた位置に維持されます。
ヒント: Align が
alClient
に設定されている場合、コントロールはクライアント領域全体を塗りつぶすため、親フォームをクリックで選択することはできなくなります。 この場合、フォーム上のコントロールを選択してから〔Esc〕を押すことにより親を選択するか、オブジェクト インスペクタを使用します。
単一の親の中の子コンポーネントは、親の端に沿ってスタックされている場合、いくつあってもすべて同じ Align 値を持ちます。 子コントロールは、z 順にスタックされます。 コントロールがスタックされる順を調整するには、コントロールを目的の位置までドラッグします。
メモ: コントロールの親の辺に対する特定の相対位置を維持したい場合、必ずしも親の 1 つの辺に添わせる必要はなく、代わりに Anchors プロパティを使用して実現可能です。
関連項目