API:Vcl.DBGrids.TCustomDBGrid.BeginColumnDrag

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Delphi

function BeginColumnDrag(var Origin, Destination: Integer;  const MousePt: TPoint): Boolean; override;

C++

DYNAMIC bool __fastcall BeginColumnDrag(int &Origin, int &Destination, const System::Types::TPoint &MousePt);

プロパティ

種類 可視性 ソース ユニット
function protected
Vcl.DbGrids.pas
Vcl.DBGrids.hpp
Vcl.DBGrids TCustomDBGrid

説明

グリッド内の列ドラッグを開始します。

Vcl.DBGrids.TCustomDBGrid.BeginColumnDrag は Vcl.Grids.TCustomGrid.BeginColumnDrag を継承しています。以下の内容はすべて Vcl.Grids.TCustomGrid.BeginColumnDrag を参照しています。

グリッド内の列ドラッグを開始します。

BeginColumnDrag メソッドは,ユーザーが列をクリックしてドラッグを開始すると自動的に呼び出されます。BeginColumnDrag メソッドを使用すると,列を再配置するかどうか,再配置する場合はどの列を再配置するかをグリッドで制御できます。

Origin は,移動する列のインデックスです。BeginColumnDrag が呼び出された場合,これは,マウスをクリックした列のインデックスになります。TCustomGrid はこの値を変更しません。ただし,下位クラスは,このメソッドをオーバーライドして,移動可能な列を調整できます。

Destination は,列の移動先のインデックスです。BeginColumnDrag が呼び出された場合,これは Origin と同じです。この時点ではマウスはまだ移動していないため,TCustomGrid はこの値を変更しません。下位クラスは,このメソッドをオーバーライドして,列のデフォルト移動先を調整できます。

MousePt は,ユーザーがクリックしたマウスボタンの座標です。

BeginColumnDrag は,ドラッグ操作が許可された場合は true,許可されなかった場合は false を返します。

関連項目