Data.Win.ADODB.TCustomADODataSet.DeleteRecords

Delphi

procedure DeleteRecords(AffectRecords: TAffectRecords = arAll);

C++

void __fastcall DeleteRecords(TAffectRecords AffectRecords = (TAffectRecords)(0x2));

種類	可視性	ソース	ユニット	親
procedure function	public	Data.Win.ADODB.pas Data.Win.ADODB.hpp	Data.Win.ADODB	TCustomADODataSet

説明

データセット内の 1 つまたは複数のレコードを削除します。

DeleteRecords を使用すると，ADO データセットコンポーネントが表すレコードセットから 1 つまたは複数のレコードを削除できます。

レコードセットがレコード削除をサポートしていない場合，例外を発生します。Supports メソッドを使用すると，レコードセットがレコードを削除することをサポートしているかどうか判別できます。

データセットがバッチ更新モードで開かれた場合，レコードには削除のマークが付けられるだけです。バッチ削除を適用するには，UpdateBatch メソッドを呼び出します。データセットがバッチ更新モードにない場合，レコードは基本テーブルからただちに削除されます。

AffectRecords は，DeleteRecords でどのレコードを削除するかを指定する TAffectRecords 定数です。AffectRecords パラメータのデフォルト値は arAll です。arAll は，レコードセット内のすべてのレコードを削除させます。

オプション	意味
arCurrent	現在のレコードだけを削除する
arFiltered	現在のフィルタを介してアクセス可能なレコードだけを削除する
arAll	レコードセット内のすべてのレコードを削除する
arAllChapters	すべてのチャプター（ADO チャプター）内のレコードを削除する