Datasnap.Provider.TCustomProvider.ApplyUpdates

提供: RAD Studio API Documentation
移動先: 案内検索

Delphi

function ApplyUpdates(const Delta: OleVariant; MaxErrors: Integer;  out ErrorCount: Integer): OleVariant; overload;
function ApplyUpdates(const Delta: OleVariant; MaxErrors: Integer;  out ErrorCount: Integer; var OwnerData: OleVariant): OleVariant; overload;

C++

System::OleVariant __fastcall ApplyUpdates(const System::OleVariant &Delta, int MaxErrors, /* out */ int &ErrorCount)/* overload */;
System::OleVariant __fastcall ApplyUpdates(const System::OleVariant &Delta, int MaxErrors, /* out */ int &ErrorCount, System::OleVariant &OwnerData)/* overload */;

プロパティ

種類 可視性 ソース ユニット
function public
Datasnap.Provider.pas
Datasnap.Provider.hpp
Datasnap.Provider TCustomProvider

説明

デルタパケットとして受け取った更新を適用します。

ApplyUpdates メソッドを呼び出すと,デルタパケットに保持される更新を適用できます。ApplyUpdates は,BeforeApplyUpdates イベントを生成し,更新を適用してから,AfterApplyUpdates イベントを生成します。

デルタパケットは Delta パラメータとして指定します。

MaxErrors パラメータを使用すると,更新処理を中断するまでに許されるエラーの最大数を指定できます。MaxErrors が -1 の場合,プロバイダはすべての更新を適用します。

ErrorCount パラメータは,更新処理中に発生したエラーの数を返します。

OwnerData パラメータは(使用した場合),BeforeApplyUpdates イベントハンドラに渡されて,そのイベントハンドラによって提供される情報を返すカスタム情報を提供します。

ApplyUpdates は,データベースに適用できなかった更新のデルタパケットを(OleVariant として)返します。

メモ:  ApplyUpdates は,OwnerData パラメータを含まない構文を使った場合でも,常に BeforeApplyUpdates イベントおよび AfterApplyUpdates イベントを生成します。その場合,BeforeApplyUpdates イベントハンドラ起動時の OwnerData の値は nil(Delphi)または NULL(C++)で,AfterApplyUpdates イベントハンドラ終了時に破棄されます。

警告:  プロバイダは,ほかのユーザーがメモ項目を変更した際に更新と競合しても検知できません。この場合,ErrorCount はエラーとしてカウントしません。

関連項目