FireDAC.Stan.Option.TFDTxOptions.AutoCommit
Delphi
property AutoCommit: Boolean read GetAutoCommit write SetAutoCommit stored False default True;
C++
__property bool AutoCommit = {read=GetAutoCommit, write=SetAutoCommit, stored=false, default=1};
プロパティ
| 種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
|---|---|---|---|---|
| property | published | FireDAC.Stan.Option.pas FireDAC.Stan.Option.hpp |
FireDAC.Stan.Option | TFDTxOptions |
説明
トランザクションの自動完了を制御します。
AutoCommit プロパティで、自動トランザクション管理を制御します。デフォルト値は True です。
AutoCommit が True である場合、FireDAC は次の処理を実行します。
- それぞれの SQL コマンドの前に、必要な場合はトランザクションを開始します。
- SQL コマンドの実行後に、開始されたトランザクションを終了します。コマンドが正常終了した場合は、FireDAC は COMMIT を実行し、正常終了ではない場合は、ROLLBACK を実行します。
アプリケーションが StartTransaction メソッドを呼び出した場合、対応する Commit または Rollback メソッドが呼び出されるまで、自動トランザクション管理は無効になります。一般に、AutoCommit プロパティの値を False に設定する必要はありません。必要なときは、明示的なトランザクション制御（StartTransaction、Commit、または Rollback）を使用するだけです。
DBMS に応じて、FireDAC は、自動トランザクション管理に対する DBMS のネイティブ API を使用するか、自動トランザクション管理をエミュレートします。現在、InterBase または Firebird だけで、エミュレーションが必要です。エミュレーションの場合、AutoCommit を True に設定すると、AutoStart および AutoStop を True に設定し、xoIfAutoStarted および xoIfCmdsInactive を StopOptions に含めたことになります。