IBX.IBCustomDataSet.TIBCustomDataSet.LocateNext

• 親: TIBCustomDataSet

Delphi

function LocateNext(const KeyFields: string; const KeyValues: Variant;  Options: TLocateOptions): Boolean;

C++

bool __fastcall LocateNext(const System::UnicodeString KeyFields, const System::Variant &KeyValues, Data::Db::TLocateOptions Options);

プロパティ

種類	可視性	ソース	ユニット	親
function	public	IBX.IBCustomDataSet.pas IBX.IBCustomDataSet.hpp	IBX.IBCustomDataSet	TIBCustomDataSet

説明

データセットから指定レコードの次のレコードを検索して現在のレコードにします。

LocateNext メソッドを呼び出すと，データセットから現在のカーソル位置の次のレコードを検索できます。

KeyFields は，検索する項目名のセミコロン区切りのリストが入った文字列です。

KeyValues は，キー項目内で一致する値を指定するバリアントです。KeyFields が単一の項目をリストする場合，KeyValues は，目的のレコードのその項目の値を示します。複数の検索値を指定するには，バリアント配列を KeyValues で渡すか，VarArrayOf ルーチンを使って迅速にバリアント配列を構築します。

Options パラメータは，文字列項目を検索するときに追加の検索オプションを指定する集合です。Options に loCaseInsensitive を設定すると，LocateNext は大文字／小文字を無視して項目を照合します。Options に loPartialKey を設定すると，LocateNext は KeyValues の文字列で部分文字列を照合します。Options が空セットの場合や，KeyFields が文字列項目を持たない場合には，Options は無視されます。

LocateNext は，一致するレコードが見つかった場合には true を返して，そのレコードを現在のレコードにします。そうでない場合，LocateNext は false を返します。

LocateNext は最も速い手段を利用して，一致するレコードを探します。KeyFields の検索項目にインデックスが付いており，そのインデックスが指定の検索オプションに対応している場合には，LocateNext はインデックスを利用します。そうでない場合には，LocateNext はフィルタを作成して検索を行います。