IBX.IBCustomDataSet.TIBCustomDataSet.UpdateRecordTypes

Delphi

property UpdateRecordTypes: TIBUpdateRecordTypes read FUpdateRecordTypes  write SetUpdateRecordTypes;

C++

__property TIBUpdateRecordTypes UpdateRecordTypes = {read=FUpdateRecordTypes, write=SetUpdateRecordTypes, nodefault};

種類	可視性	ソース	ユニット	親
property	public	IBX.IBCustomDataSet.pas IBX.IBCustomDataSet.hpp	IBX.IBCustomDataSet	TIBCustomDataSet

説明

キャッシュアップデートが使用可能なときにデータセット内で可視になるレコード型を指定します。

UpdateRecordTypes プロパティを使用すると，キャッシュアップデートが使用可能なときにデータセット内で可視になるレコードを指定できます。UpdateRecordTypes は次の値を指定できます。

デフォルトでは，UpdateRecordTypes に cusModified，cusInserted，または cusUnmodified を指定してデータセットが作成されます。つまり，既存のレコード，編集したレコード，または挿入したレコードがすべてユーザーに表示されます。

データセットを反復処理して，削除したレコードを復元しなければならないアプリケーションでは，UpdateRecordTypes を削除復元メソッドの一部として変更する場合があります。これにより，削除したレコードは，以前の削除されていなかった状態に復元されるまで長く表示されます。

同様に，データセットを反復処理して，レコードの挿入を取り消さなければならないアプリケーションでは，UpdateRecordTypes を挿入復元メソッドの一部として変更する場合があります。これにより，挿入を取り消したレコードは，以前の挿入されていた状態に復元されるまで長く表示されます。

また，アプリケーションは UpdateRecordTypes をフィルタのように使用して，一時的に可視レコードを，現在のセッションの実行中に追加または挿入されたレコードだけに制限する場合もあります。