System.Exit
Delphi
procedure Exit;
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
procedure | public | System.pas | System | System |
説明
現在のプロシージャの実行を終了します。
Delphi では、Exit プロシージャは現在のプロシージャから直ちに制御を手放します。 現在のプロシージャがメイン プログラムの場合は、Exit を呼び出すとプログラムが終了します。
Exit が呼び出されると、呼び出し側プロシージャは、プロシージャを呼び出した位置の後のステートメントから続行します。
メモ: Exit は、現在のブロックだけではなく現在のプロシージャから制御を手放します。 ただし、Exit は try..finally 構造で示される制御の流れには違反しません。Exit を try 句の内部で呼び出すと、finally 句が実行されます。
Delphi 2009 から、Exit は結果を指定するパラメータを受け取ることができるようになりました。 パラメータは、関数の結果と同じ型でなければなりません。 例:
function DoSomething(aInteger: integer): string; begin if aInteger < 0 then begin Exit('Negative'); end; Result := 'Positive'; end;