System.ReportMemoryLeaksOnShutdown

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Delphi

ReportMemoryLeaksOnShutdown: Boolean;

C++

extern DELPHI_PACKAGE bool ReportMemoryLeaksOnShutdown;

プロパティ

種類 可視性 ソース ユニット
variable public
System.pas
System.hpp
System System


説明

停止時にメモリ リークを報告します。

警告: ReportMemoryLeaksOnShutdown は、Delphi アプリケーション上でのみ動作し、C++ アプリケーションおよびパッケージでは効果がありません。

ReportMemoryLeaksOnShutdown を設定すると、停止時にメモリ リークを報告させることができます。

メモリ マネージャは、割り当てられたメモリのうちで、メモリ マネージャの停止時点でまだ解放されていないものを報告します。 このようなメモリ ブロックは、メモリ リークと呼ばれ、プログラミング エラーの結果として発生することがよくあります。 このグローバル変数が True に設定されている場合、メモリ マネージャは、停止時にメモリ プールをスキャンし、未登録のメモリ リークをメッセージ ダイアログにすべて報告します。 ReportMemoryLeaksOnShutdown のデフォルト値は False です。

メモリ マネージャが、メモリ リークのチェックの際に予想されるメモリ リークを無視するように、それらを登録しておくこともできます。 RegisterExpectedMemoryLeak 手続きと UnregisterExpectedMemoryLeak 手続きを使用して、メモリ マネージャによるリーク チェックの対象となるメモリ領域を制御できます。

サポート対象プラットフォーム

メモリ マネージャは、Windows プラットフォームをサポートしています。ReportMemoryLeaksOnShutdownTrue にしても、Posix/32 メモリ マネージャを使用している、他のプラットフォーム上では効果ありません。

関連項目