System.Variants.TCustomVariantType._AddRef
Delphi
function _AddRef: Integer; stdcall;
C++
int __stdcall _AddRef();
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
function | protected | System.Variants.pas System.Variants.hpp |
System.Variants | TCustomVariantType |
説明
呼び出し側がこのオブジェクトのインターフェースへの参照を取得するときに応答します。
TCustomVariantType またはその下位クラスで実装されたインターフェースをアプリケーションが使用する場合,__AddRef メソッドが自動的に呼び出されます。通常,インターフェース化オブジェクトは,__AddRef メソッドを使って参照カウントをインクリメントします。参照カウントは,アプリケーションがインターフェースを解放するとデクリメントされます。この通常のシナリオでは,参照カウントが 0 になると,オブジェクトは自身を解放します。
TCustomVariantType は,こうした通常の動作を妨げる固有の IInterface メソッドとして,__AddRef および _Release を実装します。アプリケーションは,TCustomVariantType のインスタンスを 1 つしか持たないようにし,そのインスタンスは使用中でない場合も自動的に解放されないようにする必要があります。したがって,TCustomVariantType は,常に -1 が返されるように __AddRef を実装します。