System.Win.ComObj.CreateComObject
Delphi
function CreateComObject(const ClassID: TGUID): IUnknown;
C++
extern DELPHI_PACKAGE System::_di_IInterface __fastcall CreateComObject(const GUID &ClassID);
プロパティ
| 種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
|---|---|---|---|---|
| function | public | System.Win.ComObj.pas System.Win.ComObj.hpp |
System.Win.ComObj | System.Win.ComObj |
説明
COM オブジェクトのインスタンスを 1 つ作成します。
CreateComObject は，ClassID パラメータで指定された CLSID と関連付けられているクラスの初期化されていないオブジェクトを 1 つ作成します。CreateComObject は，CLSID がわかっている場合，そしてオブジェクトがローカルサーバーまたはインプロセスサーバーにある場合に，指定された型のオブジェクトを作成するために使用されます。
メモ： Delphi コードでは，CreateComObject は，クラスの新しいインスタンスを 1 つ作成するために一度呼び出されます。同じクラスの複数のインスタンスを作成するには，クラスファクトリの使用をお勧めします。
CreateComObject は，オブジェクトと情報をやり取りするために使用されるインターフェースへの参照を返します。CreateComObject の場合，このインターフェースは IUnknown 型です。IDispatch 型のインターフェースへの参照を返す OLE オブジェクトを作成するには，CreateOleObject を使用します。
ヒント： CreateCOMObject の返すインターフェースが Variant に割り当てられている場合は，Unassigned 定数をその Variant に割り当てることでインターフェースを解放できます。