Vcl.Controls.TDockTree.HitTest

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Delphi

function HitTest(const MousePos: TPoint; out HTFlag: Integer): TControl; virtual;

C++

virtual TControl* __fastcall HitTest(const System::Types::TPoint &MousePos, /* out */ int &HTFlag);

プロパティ

種類 可視性 ソース ユニット
function protected
Vcl.Controls.pas
Vcl.Controls.hpp
Vcl.Controls TDockTree

説明

指定されたマウス位置にあるドッキングされているコントロールを示します。

アプリケーションはこのプロテクトメソッドを呼び出せません。TDockTreeHitTest を内部的に使用して,マウスのクリックに応答する方法を判別します。

MousePos は,マウスポインタの位置を示します。

HTFlag は,戻り値であるドッキングされたコントロールと,マウスポインタとの相対位置を示します。値は以下のうちのいずれか 1 つです。



意味

HTNOWHERE

マウスポインタは,ドッキング領域のどこにもない。

HTCLIENT

マウスポインタは,ドッキングされたコントロールのクライアント領域の上にある。

HTBORDER

マウスポインタは,ドッキングゾーンのサイズ変更をするためのスプリッタの上にある。

HTCAPTION

マウスポインタはグラブ領域の上にあり,ドッキングされているコントロールをユーザーがドラッグして,ドッキング位置の外に出せるようになっている。

HTCLOSE

マウスポインタはグラブ領域の「閉じる」ボタンがある部分の上にあり,ドッキングされているコントロールウィンドウを閉じることができる。



HitTest は,マウスポインタの下にあるドッキングされたクライアントを返します。

関連項目