Vcl.DBGrids.TCustomDBGrid.DefaultDrawDataCell

• 親: TCustomDBGrid

Delphi

procedure DefaultDrawDataCell(const Rect: TRect; Field: TField;  State: TGridDrawState); { obsolete }

C++

void __fastcall DefaultDrawDataCell(const System::Types::TRect &Rect, Data::Db::TField* Field, Vcl::Grids::TGridDrawState State);

プロパティ

種類	可視性	ソース	ユニット	親
procedure function	public	Vcl.DbGrids.pas Vcl.DBGrids.hpp	Vcl.DBGrids	TCustomDBGrid

説明

列セルにテキストを描画します。

DefaultDrawDataCell メソッドを OnDrawDataCell イベントハンドラからを呼び出すと，項目のテキスト表現を探し，セルに書き込むことができます。DefaultDrawing プロパティが true のときにグリッドが行う描画とは違って，DefaultDrawDataCell は，列記述子ではなく項目コンポーネントからテキストの位置合わせ情報を取り出し，またセル上に長方形のフォーカス領域を描画しません。

Rect パラメータはキャンバス上のセルの位置を指定します。Fields パラメータはセルのデータおよび位置合わせ情報を与える項目コンポーネントを指定します。State パラメータは，セルに入力フォーカスがあるか，セルが選択されているか，およびセルが列ヘッダーのような固定（データ以外）セルであるかを指定します。

関連項目

• DefaultDrawing

• OnDrawDataCell