Data.DBXCommon.TDBXPropertyNames
Delphi
TDBXPropertyNames = class
C++
class PASCALIMPLEMENTATION TDBXPropertyNames : public System::TObject
プロパティ
| 種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
|---|---|---|---|---|
| class | public | Data.DBXCommon.pas Data.DBXCommon.hpp |
Data.DBXCommon | Data.DBXCommon |
説明
接続とドライバのプロパティ名です。
プロパティ名を使用して、ドライバと接続に関する情報（ユーザー名とパスワードなど）を入力します。
次の表にプロパティ名を示します。
| 定数 | 説明 |
|---|---|
|
ConnectionName |
接続名です。接続プロパティを dbxconnections.ini ファイルから読み込む場合は、ini ファイルのセクション名となります。AdoDbx クライアントは、このプロパティ設定を簡単なプロパティ 1 つの接続文字列で使用できます。接続名は、TDBXConnectionFactory インスタンスから接続をロードするためにも使用できます。 |
|
InstalledDrivers |
有効にするドライバを指定する dbxdrivers.ini のセクションです。 |
|
GetDriverFunc |
DBXDynalink ドライバによって使用され、dbExpress 4 より前のドライバをロードするためのエクスポートされたエントリ ポイントを指定します。 |
|
VendorLib |
DBXDynalink ドライバによって使用されます。ベンダ固有のクライアント ライブラリ名です。 |
|
ErrorResourceFile |
dbExpress の Linux バージョンでのみ使用され、ローカライズされたエラー メッセージ ファイルを指定します。 |
|
LibraryName |
DBXDynalink ドライバによって使用され、DBXDynalink DLL 名を指定します。 |
|
DriverName |
dbExpress ドライバの一意の名前です。dbxconnections.ini ファイルによって使用され、dbxdrivers.ini ファイルの接続ドライバを参照します。 |
|
Host |
ドライバが接続するデータベース サーバーのホスト名です。 |
|
Port |
ドライバが接続するデータベース サーバーのポート番号です。 |
|
Database |
接続先のデータベース名です。 |
|
UserName |
データベースへの接続に使用するログイン ユーザー名です。 |
|
Password |
データベースへの接続に使用するログイン パスワードです。 |
|
Role |
データベースへの接続に使用するログイン ロールです。 |
|
IsolationLevel |
データベースに接続するときに使用する初期のトランザクション排他レベルです。トランザクションの排他レベルは、トランザクションが開始されたときに指定することもできます。 |
|
MaxBlobSize |
BLOB の最大サイズです。制限なしにするには、-1 に設定します。 |
|
DelegateConnection |
指定した接続を使って接続を委譲します。接続の委譲は、dbExpress 4 ドライバ フレームワークを実装しています。実際の接続や別の委譲された接続へ委譲する前に、すべての public メソッドと protected メソッドの事前処理または事後処理を実行できます。 |
|
DriverUnit |
ドライバをロードできないとき、詳細エラー メッセージを表示するために使用します。 |
|
DriverPackage |
ネイティブ ドライバを動的にロードするために使用します。 非推奨。DriverPackageLoader プロパティ設定の最後にカンマとパッケージ名を単に追加する方が推奨されます。 |
|
DelegateDriver |
このドライバはデリゲートであり、デリゲートでないドライバと組み合わせた場合のみ使用できることを示します。 |
|
DriverAssembly |
管理ドライバを動的にロードするために使用します。 非推奨。DriverPackageLoader プロパティ設定の最後にカンマとパッケージ名を単に追加する方が推奨されます。 |
|
DriverPackageLoader |
パッケージから動的にネイティブ ドライバをロードするために使用される Native Driver ローダー クラスです。カンマで区切られたクラスとパッケージ名です。 |
|
DriverAssemblyLoader |
アセンブリから動的に管理ドライバをロードするために使用される Managed Driver ローダー クラスです。カンマで区切られたクラスとパッケージ名です。 |
|
DelegateDriver |
このドライバはデリゲートであり、デリゲートでないドライバと組み合わせた場合のみ使用できることを示します。 |
|
SchemaOverride |
ほとんどのアプリケーションでは、この定数を使う必要はありません。dbExpress VCL の下位互換性のために用意されています。VCL コンポーネントは、この設定でメタデータ要求のスコープを決定します。このプロパティは、user-name.override-schema-name に設定する必要があります。たとえば、MSSQL sa ユーザーで作成されたテーブルが、dbo スキーマに配置されるとします。この場合、SchemaOverride を "sa.dbo" に設定します。これにより、"sa" ユーザーが接続した場合、VCL はメタデータ要求に対して "dbo" スキーマを指定します。SQL の '%' などのパターンを、user-name と override-schema-name に使用することもできます。たとえば、'%.%' を指定すると、すべてのユーザーに対してスキーマが指定されません。 |
|
MetaDataPackageLoader |
パッケージからネイティブ ドライバを動的にロードするために使用するネイティブ MetaData ローダー クラスです。 |
|
MetaDataAssemblyLoader |
アセンブリから管理ドライバを動的にロードするために使用する管理 MetaData ローダー クラスです。 |
|
ProductVersion |
TDBXConnection.ProductVersion プロパティを無効にするためのドライバ プロパティとして指定できます。製品バージョンを報告することができないドライバには必須です。ProductVersion は、nn.nn.nnnn という形式の番号です。 |
|
ProductName |
dbExpress メタデータの製品名を提供します。 |
|
ServerConnection |
これは、DataSnap サーバーに接続するときに TDBXConnection のインスタンスを返すサーバー メソッドの名前です。すべての SQL 文および SQL ストアド プロシージャ コマンドは、この TDBXConnection インスタンスに対して実行されます。これによって、クライアントおよびサーバー メソッドは同じデータベース接続を共有します。DSAdmin.GetConnection という 1 つの入力パラメータを取る組み込みメソッドがあり、これはサーバーサイドの dbxconnections.ini ファイルにある接続名であり、TDBXConnection インスタンスを返します。たとえば、このサーバー メソッドを使用して "myoracleconnection" という接続について ServerConnection を設定するには、ServerConnection を ServerConnection=DSAdmin.GetConnection("myoracleconnection") に設定します。あるいは、TDBXConnection インスタンスを返すサーバー メソッドを独自に実装できます。 |
|
SupportsParameterMetadata |
これは、ドライバがパラメータ メタデータをサポートしているかどうかを判別するために TDBXConnection.GetVendorProperty メソッドに渡されます。パラメータ メタデータがサポートされている場合、TDBXCommand.Prepare メソッドを実行すると、TDBXCommand パラメータ リストにコマンドのパラメータが自動的に設定されます。パラメータがコマンドに既に追加されている場合は、パラメータは自動的に追加されないことに注意してください。 |
|
ConnectTimeout |
新しい接続が開くまでの最大待機時間です。指定された時間が終了すると、例外が発生します。この操作をサポートしないドライバもあります。 |
|
BufferKBSize |
クライアント ドライバ転送の読み取りまたは書き込み処理に使用するキロバイト単位のバッファ サイズです。 現在は DBXClient に使用されています。 |
|
AutoUnloadDriver |
True の場合、ドライバを使用する接続が全く開いていないときに、dynalink ドライバが自動的に自身の dll ファイルをアンロードします。 |
|
CommunicationProtocol |
通信プロトコルを指定します。 |
|
URLPath |
DataSnap サーバー web アプリケーションへのパスを指定します。 たとえば、DataSnap サーバー ISAPI dll の仮想ディレクトリを指定するには URLPath を使用できます。 |
|
DSAuthenticationUser |
DataSnap サーバーが認識するユーザー名を指定します。データベース接続の作成に使用されるデータベースのユーザーとはコンセプトが異なります。 |
|
DSAuthenticationPassword |
サーバーの認証で DataSnap ユーザーに必要なパスワードを指定します。 |
|
CommunicationTimeout |
データ パケットが交換されるまでの最大待機時間を指定します。指定の時間が終了すると、例外が送出されます。この操作をサポートしないドライバもあります。 |
|
Filters |
フィルタの構成に必要なキーを指定します。 |
|
DatasnapContext |
DataSnap HTTP サービスに対する URL パスに必要なキーを指定します。 |