FireDAC.Phys.FB.TFDFBNBackup
Delphi
TFDFBNBackup = class (TFDIBService)
C++
class PASCALIMPLEMENTATION TFDFBNBackup : public Firedac::Phys::Ibbase::TFDIBService
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
class | public | FireDAC.Phys.FB.pas FireDAC.Phys.FB.hpp |
FireDAC.Phys.FB | FireDAC.Phys.FB |
説明
Firebird 専用のデータベース バックアップ サービスを実装したクラスです。
TFDFBNBackup コンポーネントを使用すると、Firebird 専用のデータベース バックアップ機能をアプリケーションに追加することができます。これは、データベースをバックアップするために、nbackup ツールを DB サーバー プロセス内のスレッドとしてプログラムから呼び出すための手段です。
アプリケーションでデータベース バックアップを生成するには、以下を行います。
- DriverLink、UserName、Password、Host を指定します。
- Database(バックアップ対象となる主要なデータベース ファイル)を指定します。
- BackupFiles(データベースのバックアップ先となるファイルの名前)を指定します。
- Level(インクリメント レベルまたはフル バックアップ モード)を指定します。
- Backup メソッドを呼び出します。
他のプロパティやメソッドの使用はオプションです。
バックアップ ファイルのパスはサーバーからの相対パスです。TFDFBNBackup では DB サーバー ホスト上でバックアップを実行するので、DB サービス マネージャによりバックアップ ファイルがサーバー ホスト上に書き込まれます。また、DB サービス マネージャではサーバーのコンテキストでもファイルを作成します。
TFDFBNBackup で作成されたバックアップを復元するには、TFDFBNRestore コンポーネントを使用します。InterBase のオンライン ダンプには、TFDIBSDump コンポーネントを使用できます。
詳細は、http://www.firebirdsql.org/manual/nbackup.html を参照してください。
例
FDFBNBackup1.DriverLink := FDPhysFBDriverLink1; FDFBNBackup1.UserName := 'sysdba'; FDFBNBackup1.Password := 'masterkey'; FDFBNBackup1.Host := 'db_srv_host'; FDFBNBackup1.Protocol := ipTCPIP; FDFBNBackup1.Database := 'e:\fb\addemo.fdb'; FDFBNBackup1.BackupFile := 'e:\fb\addemo.backup'; FDFBNBackup1.Level := 0; // full backup FDFBNBackup1.Backup;