System.VarConv.VarConvert
Delphi
function VarConvert: TVarType;
C++
extern DELPHI_PACKAGE System::Word __fastcall VarConvert(void);
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
function | public | System.VarConv.pas System.VarConv.hpp |
System.VarConv | System.VarConv |
説明
尺度を表すカスタムバリアントのバリアント型コードを返します。
VarConvert 関数を使用すると,尺度を表すカスタムバリアントのバリアント型コードを取得できます。カスタム Variant のバリアント型コードは,Variant を実装する単位をアプリケーションでロードするときに動的に割り当てられます。VarConvert では,アプリケーションは VarConvert のカスタムバリアントを表すカスタムバリアント用に現在使用されているバリアント型コードを識別できます。ただし,この型コードは,別のカスタム Variant 型のセットを使用するほかのアプリケーションで使用される型コードには一致しない場合があります。
VarConvert の各カスタムバリアントは尺度を表します(つまり,測定単位の種類と,その単位の数値)。単位は,ConvUtils 単位で使用するような登録済みの測定単位でなければなりません。VarConv の複数のバリアントでは否定演算子を,VarConv の 1 個のバリアントでは加算,減算,乗算,除算,比較の演算子を実数とともに使用できます。VarConv の 2 個のバリアントでは加算,減算,除算,比較の演算子を使用できます。また,VarConv のカスタムバリアントでは,以下のプロパティもサポートしています。
Value は数値部(単位の数値) (読み書き可能)
Type は単位(読み出し専用)
TypeName は単位の名前(読み出し専用)
Family は単位の変換ファミリー(測定対象) (読み出し専用)
FamilyName は変換ファミリーの名前(読み出し専用)
Family によっては,各 Variant に As<Unit> という形式の名前を持つ一連の変換プロパティが割り当てられている。ただし,<Unit> は同じ変換ファミリーの別種の単位名