System.Variants.Unassigned
Delphi
function Unassigned: Variant;
C++
extern DELPHI_PACKAGE System::Variant __fastcall Unassigned(void);
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
function | public | System.Variants.pas System.Variants.hpp |
System.Variants | System.Variants |
説明
「空の」 Variant を返します。
バリアント型変数は「空」(値がまだ割り当てられていない状態)にすることができます。Unassigned 関数は,空の Variant を返します。空の Variant を Variant 変数に代入すると,その変数を初期状態に保持することができます。
VarIsEmpty 関数を使用すると,バリアントが空であるかどうかをテストできます。標準関数 VarType を空の Variant に使用すると,VarType は varEmpty を返します。
空の Variant をほかの型にキャストすると(非 Variant 変数に割り当てたり,VarAsType を呼び出すなど),以下の変換が発生します。
ターゲット | 変換結果 |
---|---|
Numeric 型 |
ゼロ |
String 型 |
空の文字列 |
Boolean |
False |
メモ: Unassigned 関数は,値が割り当てられるまで空のままで保持される,OLE オートメーションオブジェクトを参照しているバリアント型とともに使用する際に有用です。
Linux にも対応する機能があります。時間が許すなら文書化します。