Vcl.MPlayer.TMediaPlayer.DisplayRect
Delphi
property DisplayRect: TRect read GetDisplayRect write SetDisplayRect;
C++
__property System::Types::TRect DisplayRect = {read=GetDisplayRect, write=SetDisplayRect};
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
property | public | Vcl.MPlayer.pas Vcl.MPlayer.hpp |
Vcl.MPlayer | TMediaPlayer |
説明
マルチメディアデバイスからの出力の表示に使用する,Display プロパティで指定するコントロール内の四角形の領域を指定します。
フォームの特定の四角形の領域に出力を表示するには TRect レコードを DisplayRect プロパティに指定します。TRect レコードを作成するには Rect 関数を使用します。
出力の表示に四角形を使用するメディアは,デフォルトの DisplayRect サイズを使用すると最も効率が上がります。DisplayRect をデフォルトサイズに設定するには,四角形の位置を左上隅で指定して,右下隅に 0,0 を使用します。
Display が nil(Delphi)または NULL(C++)の場合,DisplayRect は無視されます。
出力を表示するためウィンドウを使用するマルチメディアデバイスには,アニメーション,AVI ビデオ,デジタルビデオ,オーバーレイ,VCR などがあります。
メモ: DisplayRect プロパティは,メディアデバイスを開いた後でのみ設定できます。