API:Vcl.Forms.TForm.Scaled
Delphi
property Scaled: Boolean read GetScaled write SetScaled stored IsForm default 1;
C++
__property Scaled = {default=1};
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
property | published | Vcl.Forms.pas Vcl.Forms.hpp |
Vcl.Forms | TForm |
説明
フォームサイズを PixelsPerInch プロパティの値に基づいて変更するかどうかを決める論理値です。
Vcl.Forms.TForm.Scaled は Vcl.Forms.TCustomForm.Scaled を継承しています。以下の内容はすべて Vcl.Forms.TCustomForm.Scaled を参照しています。
フォームサイズを PixelsPerInch プロパティの値に基づいて変更するかどうかを決める論理値です。
Scaled プロパティは,設計時に使用されたフォントと実行時にシステムで使用される現在のシステムフォントとの違いに合わせて,フォームを調整するかどうかを決定します。 Scaled が true の場合,フォームは自身およびすべての子コントロールのサイズを変更して,コントロールのサイズとデフォルトのフォントで表示されたテキストの高さとの関係を維持します。Scaled が false の場合には,そのようなサイズ変更は行われません。
Scaled を true に設定すると,スケーラブルでないフォント(ポイントサイズが連続していないフォント)や,設計時に小さいフォントを使用したが大きいフォントを使用するシステムで実行されるフォームなどの違いに合わせて,フォームサイズを調整できます。
サイズ変更の程度を決定するのは,フォームの設計時に使用されるシステムのフォントの比率を計算する PixelsPerInch プロパティです。