Data.DB.TFields.FieldByName
Delphi
function FieldByName(const FieldName: string): TField;
C++
TField* __fastcall FieldByName(const System::UnicodeString FieldName);
プロパティ
| 種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
|---|---|---|---|---|
| function | public | Data.DB.pas Data.DB.hpp |
Data.DB | TFields |
説明
指定された項目名に基づいて項目を返します。
FieldByName メソッドを呼び出すと，項目名だけで項目の情報を取り出すことができます。FieldName は既存項目の名前です。FieldByName メソッドは，指定された項目の TField コンポーネントを返します。項目が見つからない場合，例外が生成されます。
Fields 配列に ADT 項目が入っているときは，FieldByName を使って ADT 項目の下位項目にアクセスできます。下位項目にアクセスするには，次のように，ADT 項目の名前で限定した下位項目名を FieldName に指定します。
CityEdit.Text := Customer.FieldByName('Address.City').AsString;
CityEdit->Text = Customer->FieldByName("Address.City")->AsString;
FieldByName は，基底テーブルにアクセスできないために静的項目コンポーネントを使用できない場合に特に便利です。
メモ： FieldByName の機能が FindField メソッドと異なるのは，名前を指定した項目がリストにない場合だけです。項目が見つからない場合，FieldByName メソッドは例外を生成し，FindField メソッドは nil（Delphi）または NULL（C++）を返します。