Datasnap.DBClient.TCustomClientDataSet.CommandText

提供: RAD Studio API Documentation
移動先: 案内検索

Delphi

property CommandText: WideString read FCommandText write SetCommandText;

C++

__property System::WideString CommandText = {read=FCommandText, write=SetCommandText};

プロパティ

種類 可視性 ソース ユニット
property protected
Datasnap.DBClient.pas
Datasnap.DBClient.hpp
Datasnap.DBClient TCustomClientDataSet

説明

データベースサーバーによって実行される SQL コマンドを指定します。

CommandText プロパティは,クライアントデータセットが(内部または外部)プロバイダから受信するデータを指定します。データは以下のいずれかです。

データベースサーバーが実行する SQL 文(問い合わせ)

テーブルまたはストアドプロシージャの名前

クライアントデータセットが内部プロバイダを使用する場合は,CommandText が必要です。 TSQLClientDataSet では,データが問い合わせ,テーブル名,またはストアドプロシージャ名のどれを表すかを CommandType プロパティが示します。

クライアントデータセットが外部プロバイダコンポーネントを使用する場合,CommandText は,ソースデータセットがデータ(問い合わせの SQL,テーブルまたはストアドプロシージャの名前)の識別に使用するかわりのプロパティを表します。プロバイダの Options プロパティに poAllowCommandText が指定されていない場合(デフォルトでは,指定されていない),CommandText は無効です。

CommandText が空の文字列ではない場合,クライアントデータセットを開いたときか,または Execute メソッドを呼び出したときに,値がプロバイダに送信されます。指定した SQL コマンド,テーブル,またはストアドプロシージャは,プロバイダの関連データセットの現在値をオーバーライドします。

プロバイダは,CommandText 文でバインドされているパラメータをインデックスだけを基準にして実行するため,SQL 文がパラメータをとる場合は,各パラメータが正しい順序にあることを確認してください。

関連項目