Datasnap.DBClient.TCustomClientDataSet.SetOptionalParam
Delphi
procedure SetOptionalParam(const ParamName: string; const Value: OleVariant; IncludeInDelta: Boolean = False); virtual;
C++
virtual void __fastcall SetOptionalParam(const System::UnicodeString ParamName, const System::OleVariant &Value, bool IncludeInDelta = false);
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
procedure function |
public | Datasnap.DBClient.pas Datasnap.DBClient.hpp |
Datasnap.DBClient | TCustomClientDataSet |
説明
カスタムパラメータをデータパケットとともに保存します。
SetOptionalParam メソッドを呼び出すと,データパケットにカスタム情報を追加できます。この情報は,ファイルまたはストリームに保存するときに,データパケットとともに保存され,Data プロパティの値とともにコピーされます。たとえば,プロバイダの OnGetData イベントでパラメータを設定すると,アプリケーションサーバーは,クライアントアプリケーションに送信されるデータにカスタム情報を追加できます。GetOptionalParam メソッドを呼び出すと,データパケットからカスタム情報を取り出すことができます。
ParamName パラメータは,格納時にカスタム情報に付ける名前を指定します。以下に示す値以外の値を使用します。
UNIQUE_KEY |
DEFAULT_ORDER |
CHANGE_LOG |
SERVER_COL |
CONSTRAINTS |
DATASET_CONTEXT |
DATASET_DELTA |
LCID |
BDERECORD_X |
TABLE_NAME |
MD_FIELDLINKS |
UPDATEMODE |
Value パラメータは,カスタム情報を表す OleVariant です。
IncludeInDelta パラメータは,パラメータを Delta プロパティとともに格納するかどうかを指定します。Delta プロパティに指定すると,このパラメータは更新データとともにプロバイダに送信されます。プロバイダは,OnUpdateData イベントハンドラにパラメータとして渡されたクライアントデータセットの GetOptionalParam メソッドを使ってこの情報を取得できます。
メモ: このメソッドによって保存されるオプションのデータと,Params プロパティを混同しないでください。