Datasnap.DBClient.TReconcileErrorEvent
C++
typedef void __fastcall (__closure *TReconcileErrorEvent)(TCustomClientDataSet* DataSet, EReconcileError* E, Data::Db::TUpdateKind UpdateKind, TReconcileAction &Action);
プロパティ
| 種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
|---|---|---|---|---|
| typedef | public | Datasnap.DBClient.hpp | Datasnap.DBClient | Datasnap.DBClient |
説明
TReconcileErrorEvent は、クライアント データセットの更新エラーを処理するイベント ハンドラの型です。
TReconcileErrorEvent は、クライアント データセットが一連の更新エラーをプロバイダから受け取ったときに応答するイベント ハンドラの型です。
DataSet は、更新エラーを発生させたレコードが含まれているクライアント データセットです。マスタ/詳細関係にあるネストした詳細データセットの更新中にエラーが発生した場合は、たとえイベントがマスタ データセットで発生したとしても、DataSet は詳細データセットを表します。DataSet の現在のレコードを変更するメソッド（Next や Prior など）は使用しないでください。ただし、DataSet のフィールドの NewValue プロパティ、OldValue プロパティ、CurValue プロパティを使用すれば、更新エラーの詳しい情報を取得できます。
E は、EReconcileError オブジェクトを指すポインタです。このオブジェクトから、エラー メッセージとエラー状態の原因を取り出すことができます。OnReconcileError イベントのハンドラでは、この情報を使用して、エラー状態にどう応答するかを決定できます。
UpdateKind は、エラーを発生させた更新の種類（挿入、削除、修正）を記述します。
Action は、OnReconcileError イベントのハンドラが終了するときに実行するアクションを示します。OnReconcileError イベントのハンドラでエラーを処理または修正できる場合は、エラー ハンドラを終了する前に Action を raCorrect に設定します。