DesignEditors.TDefaultEditor.EditProperty
Delphi
procedure EditProperty(const Prop: IProperty; var Continue: Boolean); virtual;
C++
virtual void __fastcall EditProperty(const Designintf::_di_IProperty Prop, bool &Continue);
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
procedure function |
protected | DesignEditors.pas DesignEditors.hpp |
DesignEditors | TDefaultEditor |
説明
コンポーネントのイベント ハンドラをスキャンし、Edit メソッドが表示するものを選択します。
Edit メソッドは EditProperty を使用して、ユーザーがダブルクリックした際に表示するプロパティ エディタを識別します。 Edit は、呼び出しのプロパティおよびイベントをスキャンし、プロパティおよびイベントそれぞれに対して、プロパティ エディタと共に EditProperty (indirectly) を呼び出します。 EditProperty は 2 つの内部クラス メンバー、FBest と FFirst に、見つかった最も適したプロパティ エディタと、最初に見つけたプロパティ エディタを、それぞれ設定します。 すべてのプロパティおよびイベントがスキャンされた後、または、Continue パラメータが false に設定された際に、Edit メソッドは、EditProperty によって選択されたプロパティ エディタ(可能な場合には FBest、そうでなければ FFirst)の Edit メソッドを呼び出します。
TDefaultEditor の実装の通り、EditProperty はイベントのプロパティ エディタのみ許可します。
EditProperty をオーバーライドすると、ユーザーがコンポーネントをダブルクリックした際に現れる、プロパティ エディタを変更することができます。 TDefaultEditor の EditProperty メソッドで表示されるイベントにフィルタをかけたり(サンプル参照)、FBest や FFirst を表示させたいプロパティ エディタに設定することができます。
Prop は、現在のプロパティに対する、プロパティ エディタのインターフェイスです。
Continue は、コンポーネント エディタがプロパティのスキャンを続行するべきかどうかを示します。 目的のプロパティ エディタが見つかり、スキャンを続行する必要がなくなった場合には、Continue を false に設定します。