FMX.ListView.Appearances.TObjectAppearance
Delphi
TObjectAppearance = class abstract (TInterfacedPersistent, IDesignablePersistent)
C++
class PASCALIMPLEMENTATION TObjectAppearance : public System::Classes::TInterfacedPersistent
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
class | public | FMX.ListView.Appearances.pas FMX.ListView.Appearances.hpp |
FMX.ListView.Appearances | FMX.ListView.Appearances |
説明
一連の外観オブジェクトに属しているオブジェクト外観の抽象基底クラスです。
オブジェクト外観は、リスト ビュー項目の外観のカスタマイズに使用することができます。オブジェクト外観は、リスト項目に属しているオブジェクトのグラフィカルな外観を記述したものです。オブジェクト外観を所有している外観オブジェクト セットでは、自分のオブジェクト外観を使用して、リスト項目のリスト項目描画可能オブジェクトを作成します。
使用可能な組み込みのオブジェクト外観クラスは次のとおりです。
- TAccessoryObjectAppearance
- TGlyphButtonObjectAppearance
- TImageObjectAppearance
- TTextButtonObjectAppearance
- TTextObjectAppearance
オブジェクト外観の使用
オブジェクト外観には、所有者のほか、その所有者のオブジェクト外観の中で自分自身を一意に識別する名前が必要です。
オブジェクト外観のプロパティのうち、外観に影響を及ぼすものを変更する場合は、BeginUpdate の呼び出しから EndUpdate の呼び出しまでの間に変更を実行します。TObjectAppearance には、外観に影響を及ぼすプロパティはごく少数しか定義されていません(Height、Visible)が、サブクラスにはそのようなプロパティを追加することができます。OnChange イベントを処理して、これらのプロパティのいずれかが変化したときに反応することができます。
外観に影響を及ぼすプロパティをいつでもデフォルト値に戻すことができます。
TObjectAppearance のサブクラスの作成
独自の種類のオブジェクト外観を作成するには、TCommonObjectAppearance のサブクラスを作成することを検討します。直接 TObjectAppearance のサブクラスを作成するのは、TCommonObjectAppearance のサブクラスを作成しない十分な理由がある場合に限ります。