FMX.MediaLibrary.TMessageDidFinishTakingImageFromCamera
Delphi
TMessageDidFinishTakingImageFromCamera = class(TMessage<TBitmap>);
C++
class PASCALIMPLEMENTATION TMessageDidFinishTakingImageFromCamera : public System::Messaging::TMessage__1<Fmx::Graphics::TBitmap*>
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
class | public | FMX.MediaLibrary.pas FMX.MediaLibrary.hpp |
FMX.MediaLibrary | FMX.MediaLibrary |
説明
アプリケーションの要求によりユーザーが撮影した写真が格納されているメッセージです。
アプリケーションで IFMXCameraService.TakePhoto を呼び出すと、デバイスのカメラ アプリケーションが開き、ユーザーが写真を撮影できるようになります。ユーザーが写真を撮影してアプリケーションにフォーカスが戻ると、TMessageReceivedImagePath メッセージが送信され、続いて TMessageDidFinishTakingImageFromCamera メッセージが送信されます。
TMessageDidFinishTakingImageFromCamera メッセージの Value プロパティは、ユーザーが撮影した写真のビットマップ(TBitmap)です。
TMessageDidFinishTakingImageFromCamera メッセージが送信されるのは、IFMXCameraService.TakePhoto を呼び出すときに写真の撮影に成功した場合のイベント ハンドラを指定しなかった場合のみです。ただし、このイベント ハンドラを指定していても、ユーザーが写真を撮影している間に Android がアプリケーションをアンロードしてしまう可能性があります。アプリケーションにフォーカスが戻っても、実際には再起動されている可能性があり、IFMXCameraService.TakePhoto の呼び出し時に渡されたイベント情報は失われています。そのため TMessageDidFinishTakingImageFromCamera メッセージが代わりに送信されます。
メッセージの代わりにイベントを使用する
メッセージを使用する代わりに、IFMXCameraService.TakePhoto の呼び出し時に写真の撮影に成功した場合のイベント ハンドラを渡すことができます。「メッセージを使用すべき場合」を参照してください。
プラットフォーム サポート
FireMonkey では、Android でのみこの型のメッセージを送信します。