FireDAC.Comp.DataSet.TFDDataSet.BeginBatch

• 親: TFDDataSet

Delphi

procedure BeginBatch(ARegular: Boolean = False);

C++

void __fastcall BeginBatch(bool ARegular = false);

プロパティ

種類	可視性	ソース	ユニット	親
procedure function	public	FireDAC.Comp.DataSet.pas FireDAC.Comp.DataSet.hpp	FireDAC.Comp.DataSet	TFDDataSet

説明

データセット機能をバッチ更新向けに最適化します。

BeginBatch メソッドを使用すると、大量のリソースを必要とする操作を無効にし、最大実行速度で更新を実行できるようにデータセットをセットアップすることができます。BeginBatch を呼び出すと、以下が無効になります。

• データ対応コントロールの表示の更新
• 制約の更新
• 集計の維持管理
• 待機カーソルの表示
• DatS オブジェクトにおける大量のリソースを必要とする類似の処理（データセット API では制御されない）

バッチ アルゴリズムで Delete メソッドを呼び出す場合は、AWithDelete を True に設定します。バッチ内部で Refresh を呼び出すことは禁じられています。BeginBatch の呼び出しをネストすることはできませんが、FireDAC では、結果として起こる呼び出しで例外は発生しません。更新の完了後、EndBatch メソッドを呼び出します。

例

 FDQuery1.BeginBatch;
 try
   FDQuery1.AppendRecord([...]);
   FDQuery1.AppendRecord([...]);
   FDQuery1.AppendRecord([...]);
   ......
 finally
   FDQuery1.EndBatch;
 end;

関連項目

• FireDAC.Comp.DataSet.TFDDataSet.EndBatch