System.TypInfo.GetOrdProp
Delphi
function GetOrdProp(Instance: TObject; const PropName: string): NativeInt;
function GetOrdProp(Instance: TObject; PropInfo: PPropInfo): NativeInt;
C++
extern DELPHI_PACKAGE NativeInt __fastcall GetOrdProp(System::TObject* Instance, const System::UnicodeString PropName)/* overload */;
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
function | public | System.TypInfo.pas System.TypInfo.hpp |
System.TypInfo | System.TypInfo |
説明
通常型またはクラス型であるコンポーネント プロパティの値を返します。
GetOrdProp は、Delphi の RTTI(実行時型情報)を利用し、コンポーネントのプロパティの現在値を返します。プロパティは、Integer、Char、WideChar、といった通常の型、またはクラス型でなければなりません。
この関数の 1 つの形式では、オブジェクト インスタンスのプロパティは、PropInfo レコードによって定義されます。GetPropInfo および GetPropList は、そのようなレコードを取得するために使用されます。
この関数の他の形式では、プロパティ名 PropName が明示的に与えられます。
関数のどちらの形式でも、プロパティの現在値は、NativeInt 整数値として返されます。
この関数の組み込み値により、プロパティ名をハード コーディングすることなく、コンポーネント プロパティを取得することができます。これは、実行時の大量のビジュアル コンポーネントの処理を可能にします。
GetPropValue を使用すると、型が不明のプロパティ値を取得することができ、これは Variant 型として返されます。
メモ: 指定されたプロパティがなかった場合、または、公開プロパティでなかった場合、EPropertyError 例外が投げられます。